上江別ブルードリームズ、初の栄冠

初優勝の上江別ブルードリームズの選手たち
高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会
南北海道予選(北海道軟式野球連盟主催、同連盟室蘭支部主管)は7月16日、室蘭市の中島公園野球場で決勝を行い、上江別ブルードリームズ(石狩支部)が北広島イーストグローリー(千歳支部)を下して初優勝した。
上江別は北海道代表として、8月に神宮球場などで行われる全国大会に出場する。
上江別、接戦制し初優勝飾る!
上江別は1-0で1点リードで迎えた四回、先頭の岸田拓幹(6年)が、ライト線を破る三塁打でチャンスを作ると次打者が倒れ一死三塁から6番・近藤幸志郎(6年)が、スクイズを決め欲しかった2点目を奪った。
結果これが決勝点となった。
投げては先発・中村朔太郎(6年)が、七回6安打1四球1失点のピッチングで北広島を相手に最少失点に抑えた。
倉野英一監督(44)は「選手を信じてました。また選手と父母みんなとの一体感で勝てたと思う」と試合後、振り返った。

決勝を一人で投げ抜いた中村投手
<監督と選手の話>
七回完投のピッチングを披露して見せた中村投手は「いつもより調子よく投げれた。
今日のピッチングは150点」と胸を張った。3打数2安打で2点目となる勝ち越しの口火を切った岸田選手は「ライナーを飛ばす意識で上からボールをつぶすように打ちました」と笑顔を見せた。
決勝点のなるスクイズを決めた近藤選手は「うれしかったです」と笑顔。
全国大会に向けて倉野監督は「いつも通りの戦いで気持ちを込めてみんなで戦います」と意気込んだ。
※動画による優勝インタビューは後日、ストライクYouTubeチャンネルで紹介させていただきます。皆さんチャンネル登録よろしくお願いします。
北広島イーストグローリー、あと一歩で涙
7年ぶり2度目の全国を目指したが、あと一歩及ばなかった。
四回に1点奪うも一、二、五、七回と二塁の得点圏に走者を進めたがあと一本に涙した。
監督代行の吉田守道監督(43)は「子供たちは頑張ってくれた。
四回のスクイズを読み切れなかったのが悔しいが、今度はファイターズ(FBC U12)で、全道ナンバー1目指して頑張ります」と前を向いた。

準優勝の北広島イーストグローリー
協力:北海道軟式野球連盟室蘭支部