今世紀最大の野球イベント! 100回記念出場!ウォッチ!

阪神甲子園球場
今世紀最大の野球イベント!
100回記念出場!ウォッチ!
例年の何倍もの盛り上がりをみせている、夏の甲子園。
今年は第100回大会という、気の遠くなるような年月を経て巡ってきた、まさに奇跡のような記念大会。
北海道は例年通り南北1校づつの出場となる今大会、「どんな手を使っても勝ちたい」は、強豪校監督の口癖になっていたといわれるほど、誰もが待ちわび、そして「出たかった」100回目の甲子園。
ここは遠慮がちに、そして引き気味で話す必要はない。
「今世紀最大の野球イベント」と、胸を張って言いたい。
開会式も含め、北海道代表の動向も気になるところだが、巡り合わせか運命の悪戯か、大会2日目の第3、4試合に南・北の順で登場する。
南・北海道代表の北照高は、上林・現監督になってから初の甲子園。春季全道から、雰囲気の良いチーム作りを見せ、本命の一角のまま優勝までこぎつけた。エース・原田投手の左打者外角が、どこまでストライクを取ってもらえるかがカギとなるが、少々の失点も一気に返すだけの打力もあり、一回戦を突破すれば大阪桐蔭(vs作新学院)との対決にこぎつけることになる。
一方の北・北海道代表の旭川大高は、2009年以来の夏の甲子園。140kmカルテットと呼ばれる投手4人を中心に守り、そして今年は一発もある打力が噛み合い、見事な戦いぶりで100回大会の出場権を手に入れた。「坊主禁止」や「140kmカルテット」などが紙面を騒がせているが、甲子園での戦いで、その答えが出る。
しかし、今年はもう一つの敵、災害級とまでいわれている、この熱波。
選手だけではなく、応援部隊の方も大袈裟と思われるほど気を付け、無事に帰道していただくことを願うばかり。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
北海道KWB野球連盟/副会長