肩完治してリベンジだ!石狩南の富田君
たきうち整形外科スポーツクリニック編
今回の「院内で見つけたアスリート」は、札幌市中心部にあるスポーツ障害の専門病院「たきうち整形外科スポーツクリニック」(中央区南1西6、北辰ビル2階)に肩の投球障害で通院する石狩南高3年の富田真吾君を紹介する。痛めた肩も順調に回復しつつあり、昨年果たせなかった「全道大会出場」を大きな目標に掲げ、リベンジの4文字を心に刻んで今懸命に完治へ向けて頑張っている。「たきうち整形外科スポーツクリニック」の瀧内敏朗院長は、当ストライクサイトの人気コーナー「たきうちプレス・ドクターのフォームチェック」でもおなじみで、スポーツドクターとして評判の医師だ。
「院内で見つけたアスリート」
富田 真吾(石狩南高3年、野球部副主将)173センチ、75キロ
札幌円山シニア-花川スワローズ出身
2年生の春から外野のレギュラー、投手として活躍してきた富田君だが、昨年5月ごろから利き腕である左肩の痛みが発症した。投げ方が悪くて発症する投球障害だった。痛みを感じながら投げ続けたことが悪化に拍車をかけてしまい、ついに治療を要するまでになり、「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院することになった。試合と練習の合間を見ながらリハビリ治療を受け、この春でほぼ1年が経つ。辛抱強くリハビリ治療を受けたかいあって、今では投球をしても痛みをあまり感じないほどに回復してきた。「ここでの(たきうち)リハビリ治療が自分にあっている」と、順調に回復する左肩をさすりながら安堵の表情を見せる。
昨年は自身のけがとチームの不振で悔しい思いをたっぷりとさせられ、富田君の胸のうちはリベンジ一色に染まっている。高校生最後のシーズンとなる今季は「夏の全道大会出場」1点に目標を絞っており、そのためには何として肩を完治させなければならない。「こんな大きな肩の障害は初めてだったので心配だったが、最近すごくよくなってきたので安心してます」。リハビリ室の投球スペースでも全力でボールが投げられるまでになった。専門スタッフから正しいヒジの使い方、投げ方のアドバイスを受けて表情も明るい。
富田君の野球の一番の思い出は、リトルシニア札幌円山に在籍していた中3の時の試合。先発投手で出場した札幌西戦で2-2のまま7回で決着がつかず延長9回まで投げ切ったことだ。結果は2-3で敗れたが、自分の力をすべて出して戦った自負心と満足感に包まれた最高の試合となった。「僕にとってのベストゲーム、ベスト投球でした」と、今も強烈に脳裏に刻まれていると言う。好きなプロ野球選手は、大リーグにも挑戦、元北海道日本ハムファイターズで、パフォーマンスと華麗な外野守備で道民の心をわしづかみにした新庄選手だ。同じ外野手として憧れの存在だった。将来の目標は少年野球チームの監督だ。「投げて、打って、走って、守って-さまざまな楽しさがある野球の魅力を子供たちに伝えたい」と目を輝かせる富田君。もちろん、プロ野球選手になる夢も抱いている。高校最後のシーズン、これらの目標と夢に向かって全力でぶつかる覚悟だ。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
閉塞感のないオープンMRIを導入し、より精密な画像診断で患部状態を把握するとともに、スポーツの専門知識を持った理学療法士スタッフが的確なリハビリと、充実した設備機能を生かした運動療法を行い、患者の早期回復のための医療を提供している。
瀧内敏朗院長は、プロ野球チームの帯同ドクターを務めた経験を持ち、当ストライクの人気コーナーとなっている「たきうちプレス・ドクターのフォームチェック」でもおなじみで、評判のスポーツドクターだ。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属
第8回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリーズ所属
◆お問い合わせ◆
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2F(東急ハンズの向いのビル)
電話:011-241-8405
info@takispo.jp
☆次回の下肢外来は4月21日(土)です。
★診療時間(受付) 昼の部=11時30分~15時(水曜日除く)、夜の部=16時30分~20時(水曜日は夜の部のみの診療)
★休診日:日・祝日、第2、4、5土曜日。携帯からも予約が可能
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック