コラム「ドクターから一言」

手首が反った投球フォームは制球がつきにくい<第6話>

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 手首が反った投球フォームは制球がつきにくい<第6話>
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip







コラム「ドクターから一言」院長・瀧内敏郎氏<復刻>

ベースボール北海道ストライクの前身で2007年よりフリーペーパーとして発行した『熱球マガジンストライク』の人気コラム「ドクターの一言」院長・瀧内敏郎氏のコラムを、紙からWEBに変え復刻させていただき、10月31日水曜日より隔週に渡り掲載させていただくこととなりました。

同氏は、すでに「たきくちプレス」でもご承知の瀧内氏ですが、コラム「ドクターの一言」では、投球傷害で起こりやすい投球フォームの事例や逆に起こりにくい投球フォームを紹介するなど当時、目からうろこの情報として話題となった。

以前に述べたとおり、手首のスナップを利かせた投球は故障しやすいことが最大の欠点ですが、次に大きな欠点は横方向への制球難です。

右打者のアウトローをねらった時にインハイに行く「逆球」が多い右ピッチャー、強肩なのに定期的に1塁コーチャー方向に悪送球をするサード。

皆さんのチームにもいませんか?

実は彼らは皆,手首を反らせて投げているのです。
このフォームでは加速期に上腕部の回旋運動が必ず起こるため、上肢全体の動きは立体的な3次元運動、つまり非常に複雑な運動になります。

一方、空手チョップ型の加速はひとつの平面内で肘を伸ばす単純な2次元運動です。そもそも精密機械ではない人間にとってリリースポイントを一定に保つことは難し的に腕を振っているプロでさえも四球を出しますよね。

これが3次元運動になると正確なポイントでリリースすることの困難さは倍増します。

そのため手首が反った投球フォームでは特に横方向への制球がつきにくいのです。

「たきうち整形外科スポーツクリニック」院長瀧内敏朗氏

~プロフィール~
たきうち整形外科スポーツクリニック
院長 瀧内 敏朗

1968年、むかわ町生まれ、1993年札幌医科大学卒業,同大学整形外科入局

道内各地の病院で研修を受けた後,大阪厚生年金病院にてスポーツ傷害治療の研鑽を積む。
以来,肩・肘を中心に関節鏡視下手術を数多く手掛ける。海外ではオーストラリアやアメリカ,国内では東京・大阪はもとより名古屋・那覇など全国各地で手術の指導や講演を行う。 著書・論文多数。
札幌医科大学付属病院整形外科医員,西岡第一病院スポーツ診療部長を経て,2009年4月,当クリニックを開院。
日本整形外科学会専門医,北海道スキー連盟強化委員。




ストライク発行人 大川

Sponsored Link

関連記事

  • 関連記事がみつかりません

コメント

まだコメントはありません。

コメント入力

※コメントは管理者が認証してから反映されます。

札幌大谷中学校

おすすめ記事

ベースボール北海道STRIKE
このバナーをあなたのHPにご自由にお貼りください。リンク先は下記のアドレスに設定してください。
https://www.strike-web.com/
発行人の中学野球ブログ
ようこそ発行人のガーデニングブログへ
  • 札幌スタジアム
  • フェニックスフィールド
  • ファイターズアカデミー
  • 札幌軟式野球連盟
  • 全日本リトル野球協会 リトルシニア北海道連盟
  • 三愛自動車
  • 北海道高等学校野球連盟
  • JBF 日本中学生野球連盟
  • ボーイズリーグ 東日本ブロック北海道支部
  • 北海道女子軟式野球連盟
  • 北海道シャンピオンシップ少年野球協会
  • 北海道野球協議会
  • ポニーベースボール北海道連盟
  • 札幌市中学校野球協議会
  • 西宮の沢バッティングパーク ピッチャーガエシ
  • 白石区少年野球連盟
  • 北海道中学軟式野球連盟
  • ノースジャンボバッティングスタジアム
  • 大成会
  • 広告募集
伸びしろいっぱい!少年野球がんばれ!
有限会社北杜土質
代表取締役 鈴木幸洋
札幌市白石区菊水7条4丁目2-24
TEL:011-815-6008
一生懸命の野球少年、応援します!
株式会社たかはし
代表取締役 高橋武美
〒062-0052
札幌市豊平区月寒東2条11丁目6-6
電話:(011)858-5301
等身大の全力プレー!がんばれ少年野球
有限会社札幌土質試験
代表取締役 近藤政弘
札幌市白石区菊水7条4丁目1番27号
TEL:011-812-6871
中学硬式野球クラブチーム
【PR】札幌栄リトルシニア
新入団員募集中!
札幌栄リトルシニアは、平成29年度よりリトルシニア北海道連盟に所属する硬式クラブチームです。

選手は東区,北区を中心として市内各区から集まり、火曜・木曜の平日練習と,土曜・日曜・祝日で練習および試合を行っています。

【チームスローガン】
「挨拶、返事、全力疾走、フルスィング」
【団員募集中】
土曜,日曜,祝日(9:00~17:00)
平日,火曜,木曜(18:00~21:00)
何時でも大歓迎です。また平日練習の見学・体験も可能です!
【練習場】
練習場(室内):札幌市東区丘珠680-118

【お問合せ先】
 札幌栄リトルシニア:事務局 野 口(携帯) 090-2057-5635
 (平日は18:00以降にお願いします)
中学硬式野球クラブチーム
【PR】札幌東シニア【令和5年 体験会のご案内】
新入団員募集!
【令和5年 体験会のご案内】

=== 日時・場所 ===
10月28日(土)樽川グラウンド 9:00~12:00
11月 5日(日)当別グラウンド 9:00~12:00

※感染症拡大防止の為、
 時間帯や参加人数を確認し安心して見学や体験にご参加いただける様に努めております。
 体験会の参加ご希望につきましては大変恐縮ではありますが、
 予めご連絡をいただきます様、何卒ご理解とご協力をお願い致します。

≪参加申し込みURL≫
https://forms.gle/meT2SFhEdRfhvxrA7

※お電話、メールでの申し込みも可

=== 持ち物 ===
可能な方は練習着、スパイク、グローブをご持参下さい。


●当日の天候、グラウンド状況等の諸事情により当別グラウンド・室内練習場に変更となる場合がございます。
●毎年たくさんの選手が参加しております。何度でもお気軽にお越し下さい。
●日程のご都合が合わない場合や冬期間も随時参加出来ますのでお問合せ下さい。

その他詳細は資料をご用意していますので、体験・見学にお越しいただいた際にご説明いたします。
お問い合わせ頂ければご対応いたしますので、ご質問等もお気軽にどうぞ♪


≪問い合わせ先≫
球団監督 髙谷 090-4874-4428
事務局長 川又 090-9756-1539
球団E-mail sapporohigashi1@gmail.com
中学硬式野球クラブチーム
【PR】日高リトルシニア球団
新入団員募集中!
日高地域の少子化は深刻です。数年後には単独中学校での野球部維持は厳しくなることが現実的な問題となっています。

将来ある子供たちの可能性を引き出すチャンスが必要と考えて「野球人は紳士たれ」を合言葉に基礎・基本から指導を行ないます。

選手募集してます!野球が好きなこと・本人と保護者が球団の活動方針などに同意できること。
一度練習や試合を見学にきて欲しいです。

●活動内容(夏季、冬季) 
毎週 火・木・土・日
火・木 17:00~21:00  土・日 9:00~15:30
夏季 荻伏球場
冬季 町内体育館・室内練習場
●施設(グラウンド、室内練習場)

浦河町荻伏球場・室内練習場・

●連絡先※ホームページ含む
監督   浦川 聡 090-2698-0487
事務局長 真下 修 090-3018-0595
グローブ
ボール