千歳シニア・林、広陵 合格

林 燦投手(千歳リトルシニア)
シリーズ『2019道外で高校球児を目指すどさんこ』第3弾
中学硬式クラブチームの千歳リトルシニアで投打の軸として活躍した林 燦選手(中3年・千歳ブラックバード出身)が、広島県のみならず全国的にも有名な広陵に推薦入試で合格していたことが10日の取材でわかった。
元々道外志向があった林君は「監督、チームの雰囲気が一番自分に合っていて、自分が成長できると思った。まずはケガをしない体をづくりに励み、エースを目指します」と胸を張った。
一緒に頑張った仲間には「高校は違うけれど互いに高校でも頑張りましょう」と力を込めた。
林君は千歳の投手陣の柱として昨年の3月、大阪府で行われた第24回全国選抜野球大会へ出場。
「チームとしても自分としても初めての全国大会で、良いピッチングはできなかったが、思い出深い試合となった」と振り返った。
学童時代は小学6年時に、2015日本ハムジュニアにも選ばれ当時、主将も務めた。
「まさか選ばれて、キャプテンまで務めさせてもらって良い想い出になりました」と笑顔を見せてくれた。
広陵高野球部は130~140人の大所帯。
不安なのは朝から600グラムの白米を食べることだと言う。
厳しい環境に自ら飛び込んでいく林君。
「広陵でも投手として勝負したい」と内に秘めた闘志を垣間見せる気の強さも感じた。
どさんこが、広島から輝き放つ日を心待つ!

林 燦投手(千歳リトルシニア)
〇林 燦 投手(はやし きら)
2003 (平成15) 年4月22日生まれ、15歳。
千歳市出身。
出生時は3,050グラム
千歳市立祝梅小1年から千歳ブラックバードで野球を始める。
6年時、ホクレン旗・石狩支部予選で2回戦で涙した。
2015日本ハムジュニアに選出。
中学では千歳リトルシニアに所属。
中学2年時の秋季全道大会では予選リーグ勝ち抜き、決勝トーナメント進出しベスト4の活躍。
昨年3月の全国選抜野球大会では1回戦で強豪・静岡裾野リトルシニアの前に涙した。
中学3年時は北海道開催林和男杯、さらに8月に福島県で行われた第7回東日本大会へ出場するなど全国舞台を経験。
投手兼外野手として打線では5、6番を務めた。
憧れのプロ野球選手は、岸 孝之投手(東北楽天ゴールデンイーグルス)。
身長181センチ、体重73キロ。右投げ右打ち。
家族:母、姉3人、兄の6人家族。
◆広陵高等学校
広島広陵は、1926年、1991年、2003年といずれも春の選抜大会で3度優勝しており、「春の広陵」の異名がある。
一方、夏の選手権大会では1927年、1967年、2007年、2017年と決勝戦には4度進出しているが、4回とも準優勝に終わっている(準優勝は春夏合計7回)。
超名門と言える。
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