札幌大谷・札幌第一、対戦相手決まる!

写真=16日付、北海道新聞より
平成最後の大会となる第91回センバツ高校野球の組み合わせ抽選会が15日午前9時から大阪で行われ、明治神宮大会を制した札幌大谷は大会2日目の第3試合で鳥取県の米子東と、札幌第一は大会3日目の第3試合で山梨県の山梨学院と、それぞれ対戦することになった。
16日付、北海道新聞に掲載されていた札幌大谷高・飯田柊哉主将(札幌大谷シニア-緑苑台ファイターズジュニア出身)と札幌第一高・大平裕人主将(札幌新琴似シニア-山の手ベアーズ出身)は学童時代、2013日本ハムファイターズジュニアメンバーとしてともに戦っていた。
グループ予選を2戦全勝で勝ち上がり、2年ぶり王者奪還を目指した日本ハムジュニアだったが、準決勝で埼玉西部ジュニアに惜しくも特別延長戦の末、1-3で敗れ3位となった。
また日本ハムジュニアとして初の女子選手が誕生したのもこの年だった。
宮澤朱音さん(現新陽高校・2年-遠軽中野球部-遠軽西ファイターズ出身)、吉澤栞奈さん(現新陽高校・2年-旭川大雪ボーイズ-永山西クラブ出身)だ。
<札幌大谷>
初出場の札幌大谷の対戦相手は米子東は県立高校で23年ぶり9度目の出場。
公式戦は12戦12勝0敗
北海道大会優勝、神宮大会優勝
【秋季大会データ】
(地区予選)
〇 石狩南 10-0
〇 札幌南 8-1
〇道科学大 7-1
〇札幌白石 21-2
(道大会)
〇 滝川西 5-2
〇白樺学園 5-1
〇駒大苫小牧 7-6
〇札幌第一 9-6
(神宮大会)
〇龍谷大平安 6-5
〇 国士館 7-3
〇筑陽学園 5-2
〇 星稜 2-1
<米子東>
主戦は制球力の高い左腕の森下祐樹投手(2年・米子クラブ軟式出身)
公式戦は8戦6勝2敗
鳥取県大会準優勝、中国大会準優勝
【秋季大会データ】
(県大会)
〇 八頭 8-1
〇鳥取工業 3-1
〇 倉吉東 5-4
●鳥取城北 1-6
(中国大会)
〇 開星 7-6
〇倉敷商業 8-6
〇 市立呉 6-5
● 広陵 2-6

阪神甲子園球場
<札幌第一>
2年ぶり3度目出場の札幌第一の対戦相手は私立山梨学院高等学校で5年ぶり3度目出場。
公式戦は8戦7勝1敗
北海道大会準優勝
【秋季大会】
(地区予選)
〇札幌藻岩 8-7
〇札幌厚別 7-2
〇 恵庭南 4-1
〇札幌啓北 10-1
(道大会)
〇札幌日大 15-5
〇旭川大学 10-8
〇釧路湖陵 5-1
●札幌大谷 6-9
<山梨学院>
主戦は右腕の中込陽翔投手(2年・北杜ボーイズ出身)は秋季大会の防御率は1.99。
公式戦は8戦6勝2敗
山梨県大会準優勝、関東大会ベスト4
【秋季大会】
(県大会)
〇山梨農林 24-0
〇甲府商業 7-0
〇駿大甲府 2-1
〇甲府工業 7-5
●東海大甲府 2-5
(関東大会)
〇中央学院 7-2
〇前橋育英 9-1
●春日部共栄 1-2
山梨学院高校
吉田 洸二監督(よしだ こうじ)
長崎県出身で山梨学院大学出身
長崎・青峰高校時代監督として甲子園に5度出場し、平成18年春のセンバツで準優勝。
平成21年春のセンバツで全国制覇を達成。
2013年から同校の監督率いて3度甲子園出場を果たすなど今後の手腕に注目が集まる。
また同校には昨年の新チームから横浜高校を定年退職した小倉清一郎氏をコーチとして就任。
山梨の強豪から全国トップレベルへとなんとも透けて見える。
一気に関東の注目校と成る。