札幌大谷・太田が、九回完投で初陣飾る!

春季大会2回戦・札幌新琴似戦で好投した中学3年時の太田投手
第91回選抜高校野球大会に初出場した札幌大谷が1回戦で米子東を4-1で下し、初陣を飾った。
先発・太田流星投手(2年・札幌大谷シニア-菊水ベアーズ出身)が、ていねいに低めにボール集め4安打1失点の完投勝利。
初出場とは思えないほど終始落ちいついたプレーが目立った。
太田は「勝ててよかった、内野ゴロをうたすことができた」と胸を張った。
第1打席で先頭打者ホームランを放った北本壮一朗遊撃手(2年)は「狙い球を絞って打席に立ち、芯でとらえることができた」と振り返る。
船尾隆広監督(47)は「本校の野球部として歴史的勝利。太田は持ち味を発揮し、我慢強く投げてくれた」と喜んだ。
同チームは2回戦で明豊高校(大分)と対戦することが決まった。
攻撃では初回、先頭打者の北本壮一朗遊撃手(2年・札幌大谷シニア-あいの里バイソンズ出身)が、レフトスタンドへ大会第2号となるソロ本塁打で1点先制した。
さらに1-1の同点で迎えた三回、一死一、三塁の好機から飯田柊哉捕手(札幌大谷シニア-緑苑台ファイターズジュニア出身)の三ゴロの間、三走が生還し1点。
続く4番・石鳥 亮(2年・札幌大谷シニア-エルムファイターズ出身)のセンターオーバーとなるタイムリー三塁打、5番・西原健太一塁手(2年・札幌大谷シニア-赤平レッドレイズ出身)のライト前タイムリーなどで一挙3点を奪った。
◇1回戦
米子東
001000000=1
10300000x=4
札幌大谷
(米)森下-長尾
(札)太田-飯田
▽本塁打:北本(札)※大会第2号
▽三塁打:石鳥(札)
どさんこ吉原が大会第1号ホームランを放つ!
第二試合で行われた横浜と明豊の戦いでは横浜が4-10と4点を追う七回裏、先頭の4番・吉原大稀一塁手(2年)が、大会第1号となるライトスタンドへソロ本塁打を放った。
試合は明豊が13-5で勝利した。