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目標はすべて全道出場!白石高・藤田君

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「もう大丈夫!」リハビリ施設コーナーで軽い投球をする藤田君




医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)の外来専用施設、「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック(同区青葉町11丁目)に通院し、復帰に向かって頑張っている様子を紹介する連載企画「院内で見つけたアスリート」の今回の登場者は札幌・白石高の新2年生、藤田琉空君(るくう)。

藤田君は昨秋の新人戦が終了した10月に左肩亜脱臼の損傷を受けて12月に同リハビリクリニックで手術した。

幸い術後の経過が順調に進み、シーズン開幕までには完治のゴーサインが出る。「今年が勝負の年、開幕に間に合ってうれしい」と心を弾ませる。

札幌・白石高の藤田琉空君(新2年生)

▽藤田 琉空(札幌・白石高新2年生、16=173センチ、59キロ、捕手・ショート)東札幌ジャイアンツ-札幌・日章中軟式野球部-札幌・白石高硬式野球部

高校に入ってからけがの連続だった。

昨年、入学直後の5月に捕球でダイビングして左肩損傷の1回目。2回目は8月、そして3回目の今回は10月、と同じ個所の3連続のけが(亜脱臼)。

左肩は利き腕ではないが12月に思い切って手術をした。

医師から「全治4か月」と言われ、頭の中は不安でいっぱいになったが幸い術後の経過、リハビリとも予想を上回る回復で約半月早い「完治宣言」が出た。「今はもう完全に大丈夫ですが、トラウマ(けが)になっておっかなびっくりで練習をしている状態です」。

兄の影響で野球は小学1年から始めた。

内野手もやったがメーンは捕手で活躍し、中学では2年の秋から正捕手になり高校1年の秋は捕手でベンチ入り(12番)するほどの期待が持たれていた選手。

そんな矢先の手術は藤田君にとって衝撃の度合いは大きかった。足も速く、打順は小学時は1・3番、中学ではクリーンアップの3番を任されていた。

「守備(捕手・内野手)には自信を持っています」と藤田君。完全回復した今は表情も明るい。

けがでチームメートに差をつけられた分、これから猛練習をして「みんなに追いつきたい」と意欲も頂点に達している。

今シーズンの目標もしっかりと描く。

春・夏・秋の全道大会にすべて出場し優勝も狙う-との強い気持ちを持ってチームに貢献したいと願っている。

けがで失った時間は戻らないが、得たものもたくさんあった。まず、リハビリの先生からアドバイスを受けたフィジカル面での強化法、ボールの投げ方など藤田君にとっては「目からうろこが落ちる」ことばかりだった。

「筋肉の付け方やほぐし方などたくさん学び、家で実践しています」。

将来の職業に理学療法士も急浮上し、新たな目標を視野に入れてスポーツに、勉学に頑張る覚悟だ。

(記者の目・中山武雄)度重なるけがで落ち込むことが多かった中で藤田君はそれを超える大きなものを得たように思います。

「理学療法士になりたい」との将来目標に心から拍手を贈りたいです。

体験した辛さを癒し、治し、教えてくれたリハビリの先生の重要な仕事を再認識して、自分に置き換えて憧れたのでしょう。素晴らしい、高校生から確たる目標を持って職業選択に挑戦していくことは正解◎です。

豊富な人材・知識で迎える医療スタッフ「医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院

医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)が2017年3月に外来患者専用のリハビリ施設「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック」を近隣の同区青葉町11丁目に開業し急増する患者に対応するとともに、さらなる医療サービスの向上を目指している。

施設内には野球規準に適合したリハビリ用のマウンドや最新のスポーツ鍛錬器具などを揃え、患者の早期復帰をサポートしている。
理事長の岡村健司医師は肩関節鏡視下手術7000例を超える実績を誇り全国トップクラス。当サイト・ストライクで連載した「野球肩って何?」(バックナンバー)は野球少年・少女、指導者や父母らの人気コーナーになった。また、リハビリを担当する理学療法士・作業療法士は90人を超えるスタッフが対応し、その大半が学生時代には野球、サッカー、スキー、テニス、バレーボールなどのアスリート経験者で、患者の気持ちをよく理解し、あるときは良き相談者になり、患者の心の支えにもなっている。
「野球肩って何?」(バックナンバー)
第1話「その原因」
第2話「投球フォームから」
第3話「どうして起こる」
第4話「症例の中から」
第5話「症例の中から」
第6話「不安定肩」
【受付・診療時間】
♦月~金 受付・午前の部:7:00~正午 午後の部:13:30~19:30(土曜16:30)
診療・午前の部:7:30~12:30 午後の部:13:30~20:00(土曜17:00)
♦休診日 日曜・祝日・年末年始
【予約・問い合わせ】
羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック ☎011-351-0881

取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院




ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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