屯田ベアーズ、逆転でブロック代表掴む!

ブロック代表の屯田ベアーズ=(写真・チーム提供)
◆高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球大会 兼 第48回全道少年軟式野球 札幌支部予選
▽ブロック決勝・屯田ベアーズ4-3東札幌ジャイアンツ=9日、美香保C球場
屯田ベアーズが昨年の全道チャンピオン(全道少年軟式野球大会)東札幌ジャイアンツを終盤逆転の末、4-3で破りブロック代表を掴んだ!
同チームは3点を追う四回、敵失に乗じて二死三塁の好機から5番・宇ケ村澪王(6年)が、レフト前タイムリーで1点。
さらに二盗も決め二死二塁から6番・岡部真知(6年)が、ライト前を放つと二走・宇ケ村がホームへ生還し2点目。
1点を追う続く五回、8番・佐藤颯哉(6年)のセンターオーバーの二塁打を足掛かりに一死三塁から1番・出口徳太郎(6年)の内ゴロの間、三走・佐藤が生還し遂に3-3の同点とした。
流れが屯田に傾いた六回、先頭の3番・津川迅太(5年)が、死球で出塁すると二盗と犠打で一死三塁の好機。
続く5番・宇ケ村の打席でバッテリーミスから三走・津川がホームへ生還し、遂に4-3と勝ち越した。
投げては先発・岡部投手が七回2安打1四球3失点で完投した。
小林 太監督(50)は「札幌選抜で2-3で敗れている相手。先に失点を許し今回も同じ展開かなと思えたが。五回、2アウトから上手いこと2点奪いベンチも勢いづいた。決勝トーナメントは、出場する全チームが強豪なので1試合でも多く戦いたい」と力を込めた。
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東札幌は0-0で迎えた二回、敵失と9番・佐久間 獅(6年)のレフトオーバーとなる三塁打などで2点先制した。
続く三回には一死から3番・田村颯丈郎(6年)のレフトオーバー二塁打で好機を作ると続く5番・宇佐見 琉(6年)のライト前で二走・田村が生還し、3点差と突き放した。
しかし五回以降、追加点を奪えず接戦の末涙した。