東雲ファイターズ、20年ぶり2度目V

投打の活躍を見せた瀧口投手(東雲)
◆ホクレン旗争奪第37回北海道少年軟式野球選手権大会・石狩支部予選
▽決勝・東雲ファイターズ5-2緑苑台ファイターズJr.=(15日、太陽A球場)
ホクレン旗石狩支部予選・決勝で東雲ファイターズが緑苑台ファイターズJr.を5-2で破り、20年ぶり2度目の優勝を果たした。
東雲は2-0の2点リードで迎えた三回、一死から2番・黒澤怜生(6年)が、ライトオーバー三塁打で好機作ると次打者が倒れ二死から4番・瀧口大智(6年)が、右中間を破るタイムリー三塁打で加点した。
結果これが決勝点となった。
続く五回にも2番・黒澤怜、4番・瀧口のタイムリーで2点を加え突き放した。
投げては先発・瀧口投手が六回、3安打2四死球2失点の完投で緑苑台の反撃を許さなかった。
柴田良記監督(47)は「全道ではいつも通り、元気に選手の自主性に重んじて戦いたい」と静かに闘志を燃やしていた。
東雲、緑苑台、北東ナイン、あいの里バイソンズの4チームは8月3日から札幌麻生球場をメーン会場とするホクレン旗全道大会へ石狩支部代表として出場する。
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◇【速報】準決勝・北東ナイン×東雲ファイターズ<ホクレン旗・石狩支部予選>
◇【速報】準決勝・あいの里バイソンズ×緑苑台ファイターズJr.<ホクレン旗・石狩支部予選>

優勝旗を手にする三浦主将

20年ぶり2度目の優勝を飾った東雲ファイターズ
準V緑苑台ファイターズJr.
緑苑台は0-3と3点を追う四回、先頭の3番・髙井大輔(6年)が、レフト前で出塁。
2者が倒れ二死三塁とすると6番・大島彰介(6年)が、ライト前タイムリーで1点。
六回にはまたも大島のタイムリーで1点返すもここで力尽き2-5で涙した。
菅野昌毅監督は「初めての出場なので初戦突破を目指し、頑張ります」と初々しく一勝を誓った。

準優勝の緑苑台ファイターズJr.
▽3位の北東ナイン・古矢裕樹監督(39)の話
「優勝の東雲さんにあと一歩及ばなかったが全道では東雲さんに負けないように戦いたい」と力を込めた。

3位の北東ナイン

3位のあいの里バイソンズ