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大学から投手に挑む北海道文教大の加藤君

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けがもほぼ治り、リハビリ後にフォームチェックをする加藤君




医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)の外来専用施設、「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック(同区青葉町11丁目)に通院し、復帰に向けて頑張っている様子を紹介する連載企画「院内で見つけたアスリート」の今回の登場者は北海道文教大1年の加藤智也君(20)。

大学に入って本格的に投手を目指していた加藤君、シーズンインした今年の4月にバッティング投手などを買って出て、ちょっと無理をしたこともあり肩に負担がかかり、いわゆる野球肩が発症してしまった。一時はボールを投げることもままならず、「大好きな野球ができなくなる!」との不安が胸中に広がった。

「野球を続けたい」一心でリハビリを頑張り、肩の筋肉強化などを図りながら体質改善もして今では試合に出られるまでに回復した。

▽加藤 智也(北海道文教大1年、20=170センチ、76キロ、投手)江別・野幌ファイターズ-江別第2中軟式野球部-札龍谷硬式野球部-北海道文教大硬式野球部

野球は小学1年から始めた。

小学時代は外野手とファースト、中学では念願の捕手と1、2試合だが投手も経験。高校はファースト、大学になって投手に専念することになった。

専念すると言っても投手として本格的に投げるのは大学に入って初めての経験。

札幌学生野球連盟の3部リーグで頑張る北海道文教大の中継ぎで何度かマウンドに立っている。

胸ワクワクするも不安も大きい。

診察してもらった肩治療の名医、岡村健司・院長から「肩の関節が柔らかいので投手向き」とお墨付きをもらったが、肩の筋力不足でけがのリスクが高い弱点もある。

 

「高2の時もけが(肉離れ)でプレーが出来なかった時期あり、加えて高3になってスコアラーになりしばらく”実践”から離れていたせいもあり筋力が落ちてしまいました」と加藤君。

今回のけがで肩の筋肉の必要性が十分に理解でき、リハビリの先生らの指導を受けてフィジカル面の強化を目指して重点的に取り組んでいる。

その努力が実り「自分でもわかるぐらい筋力アップを感じている」と、けがの快方とともに力強く変化していく自分自身に大きな力が湧いてきている。

 

 

「とにかく野球が好き」と笑顔で話す。中学(江別第2)の野球部に入ったとき3年生8人、2年生1人と、1年生は加藤君1人だった。

野球を続けていくために3年後のことを考えると危機感で一杯になった。

そこでとった行動は、まだ知り合い浅い同級生20~30人に「野球は面白いからやろうよ」と声をかけて回り1年生は加藤君を含めて7人になり、3年間野球を続ける土台を作った。

2年生で副キャプテン、3年生でキャプテンになる。

「ボクが自慢できることと言えばこれぐらいかな」と謙遜する。

社会人になってもずーっと野球を続ける-と言う。

けがで得たものは大きく、その辛さもしっかりと学んだ。

けがをしない体づくりの大切さから、「自分もそのお手伝いをしたい」と、将来の職業選択に理学療法士を1番目に挙げている。

 

(記者の目・中山武雄)高校時代、恩師から勧められてスコアラーも経験。

腐ることなく真摯に取り組み、いろいろなことを学んできたことは今後に大きな財産を作ったことになります。

必ずや野球に、人生に生きてきます。けがを治して投手にも再挑戦する気概は立派です。

 

豊富な人材・知識で迎える医療スタッフ「医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院

医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)が2017年3月に外来患者専用のリハビリ施設「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック」を近隣の同区青葉町11丁目に開業し急増する患者に対応するとともに、さらなる医療サービスの向上を目指している。

施設内には野球規準に適合したリハビリ用のマウンドや最新のスポーツ鍛錬器具などを揃え、患者の早期復帰をサポートしている。
病院長の岡村健司医師は肩関節鏡視下手術7000例を超える実績を誇り全国トップクラス。当サイト・ストライクで連載した「野球肩って何?」(バックナンバー)は野球少年・少女、指導者や父母らの人気コーナーになった。また、リハビリを担当する理学療法士・作業療法士は90人を超えるスタッフが対応し、その大半が学生時代には野球、サッカー、スキー、テニス、バレーボールなどのアスリート経験者で、患者の気持ちをよく理解し、あるときは良き相談者になり、患者の心の支えにもなっている。
「野球肩って何?」(バックナンバー)
第1話「その原因」
第2話「投球フォームから」
第3話「どうして起こる」
第4話「症例の中から」
第5話「症例の中から」
第6話「不安定肩」
【受付・診療時間(外来・リハビリテーション】
♦受付(月~金) 午前の部:8:30~11:00 午後の部:11:00~16:00(土曜は午前のみ)

(自動再来受付機は午前7:00~。完全予約制)
♦診療(月~水・金) 午前の部10:00~13:40 午後の部:15:40~19:30

(木・土)  10:00~13:45 午後休診
♦休診日 日曜・祝日・年末年始
【予約・問い合わせ】
羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック ☎011-351-0881

取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院




ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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