北野リトルメッツが初優勝<西岡第一病院旗>

初優勝を飾った北野リトルメッツ

ロングラン大会、熱戦が繰り広げられた西岡第一病院旗争奪戦(決勝戦)
第9回西岡第一病院旗争奪 豊平区・清田区・南区少年野球交流大会
(5月5日~10月20日、西岡中央公園球場ほか、後援・社会医療法人仁陽会西岡第一病院)
札幌市内の豊平区、清田区、南区の少年野球チーム40チームが参加して5月から熱戦を繰り広げた交流大会は北野リトルメッツの初優勝で幕を閉じた。
約半年のロングラン大会だったが選手たちは疲れを見せず頂点を目指して頑張り抜いた。
決勝は平岡カウボーイズと北野リトルメッツの清田区勢の対戦となり、二回裏に2点を先制した北野リトルメッツがそのまま押し切り初タイトルを手にした。
3位は羊ケ丘ブルースターズ(豊平区)と豊平カージナルス(豊平区)。
▽準決勝
羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)
00000=0
1000x=1
北野リトルメッツ(清田区)
(羊)清水-小笠原
(北)村川-土田
豊平カージナルス(豊平区)
01000=1
0020x=2
平岡カウボーイズ(清田区)
(豊)ロバートソン怜-鳴海
(平)小林、須田-佐藤
▽決勝
平岡カウボーイズ
00000=0
0200x=2
北野リトルメッツ
(平)須田、小林-佐藤哲
(北)土田-坂野

準優勝の平岡カウボーイズ。いい試合をしたが及ばず

3位の豊平カージナルスの代表メンバー

3位の羊ヶ丘ブルースターズの代表メンバー
北野リトルメッツ、うれしい頂点制覇
北野リトルメッツが大会9回目でうれしい3区交流大会を初制覇した。
開幕戦の東海Fイーグルスを7-0、2回戦・清田中央フレンズを9-0、3回戦・川沿ファイターズに5-4と接戦だったが準々決勝のFREEDOM戦では7-0、準決勝の羊ヶ丘ブルースターズ戦で1-0と完ぺきな内容で決勝に進み平岡カウボーイズ戦も2-0と完封し文句なしの頂点取りだった。
投手を含めた守備力は万全で、加えて攻撃力もアップし今季はブロック・地区大会で5度の優勝を飾った。
決勝で5回を投げ抜いた土田大海(ひろみ)選手(6年)は主将、投手、捕手と三役をこなしチームを引っ張ってきた。
決勝三回までは強打・平岡カウボーイズ打線を相手にパーフェクト投球だったが、四回、五回と単打を許し「完全」の夢は消えた。
それでも最後まで気を抜かない投球は素晴らしく、相手に付け入るスキを与えなかった。
「強いチームがたくさんいたのに優勝できてよかった。今季はみんな力を合わせて、試合をするごとに一戦一戦強くなってきた。満足できるシーズンでした」と笑顔で話した土田キャプテン。
小学生最後のビッグ大会に全力を出し切り、次へのステップ(中学野球)にいい弾みになったようだ。
若林良平監督(42)は「高校・大学へとつながる野球を見据えて指導している。特に基本をしっかり練習してきたことが優勝という成果につながった」と話し、選手の頑張りを称えていた。
♦2位 平岡カウボーイズ・佐藤琉主将(6年)
「相手ピッチャーが良かった。今年は4大会で準優勝したので、この大会で優勝をして締めくくりたかった。それでもみんな(チームメート)が全力で戦ったので満足しています」

平岡カウボーイズの佐藤主将
3位 羊ヶ丘ブルースターズ・野崎太陽主将(6年)
「チームワークを大切にして戦い、頑張ってきたが優勝できなかったのは悔しい。(個人では)この悔しさを中学野球にぶつけて存分に晴らします」

羊ヶ丘ブルースターズの野崎主将
♦3位 豊平カージナルス・鳴海柚莱主将(6年)
「みんな頑張ったけど悔しさの残る試合で3位の結果には満足していない。決勝に行って優勝を目指したかった。中学でリベンジします」

豊平カージナルスの鳴海主将