第37回 補食のアイデア

野球バーガー
第37回 補食のアイデア
アスリートフードにおいては、「補食」は重要なテーマであり、食べるタイミングや何を食べたらいいかなどたくさん質問をいただきます。
今回は、作り置きできて栄養満点の補食をご紹介します。
昨秋、アスリートフードマイスター協会主催のアスリートフードマイスターアワードが開催されました。
補食のテーマでレシピコンテストがあり、私が考案したレシピが先日、ウェブサイト「アスリートフードマガジン」に掲載されました。
野球に行く息子たちに移動中や忙しい時間帯に手を汚さずに食べることができるように、ライスバーガー風にして作りました。
おにぎりのアレンジバージョンです。
実際はラップにくるむので、コンパクトに崩れることなく食べることができます。
ポイントとしましては、
・油(脂肪)を極力控え、一度になるべく多くの栄養を摂取できるように工夫
・一度に炭水化物、良質のたんぱく質(鶏肉と卵)をしっかりと摂取できる
…ということです。
運動中や運動後の補食のポイントは、糖質(炭水化物)を摂取することによって運動によって失われたエネルギーを補給してあげること、疲れた筋肉を回復するためにもたんぱく質を摂取することです。
今回は、カレー風味ハンバーグのライスボール(写真)をご紹介いたします。
【材料】 1人分 (1個)
・ごはん (お茶碗一杯分)
<カレー風味チキンハンバーグ>
・鶏ひき肉 (100g)
・たまねぎ (中1/4個)
・パン粉、おからパウダー(各大さじ2)
・調味料A(塩こしょう、カレーパウダー、にんにくすりおろし 各少々)
・卵 1/2個
・牛乳 大さじ1~2
・油 極少
<にんじん入り卵焼き>
・卵 1個
・にんじんすりおろし 大さじ1
・しょうゆ、みりん 少々
・油 極少
・キャベツ千切り 少々
・カニ風味かまぼこ 装飾用
【作り方】
・たまねぎは油であらかじめ柔らかくなるまで炒めておく
・ボウルにパン粉とおからパウダーを入れ牛乳に浸す
・卵、炒めたたまねぎと鶏ひき肉と調味料Aをボウルに入れ、全てを混ぜてハンバーグ型を作る
・両面をこんがりと焼く
・フライパンに油少しをひき、卵、すりおろしたにんじん、しょうゆ、みりんを混ぜ合わせたものを入れ、丸い形に卵を焼く(アルミホイルでハンバーグと同じ大きさで円を作って、卵を流し込むと作りやすい)
・ごはんは、円盤状に握っておいて、片面だけフライパンで少し焼いてこんがりさせておく
・下から、ごはん→卵焼き→キャベツ千切り→ハンバーグ→ごはんの順に重ねて、ボールの装飾をつけて出来上がり
※カレー風味チキンハンバーグは、たくさん作っておいて冷凍しておくと、野球の日の朝は時短で調理、ラクできます♪
是非、お試しください。

老田よしえ
▽老田よし枝プロフィール
株式会社フェニックスサポート代表取締役。AFM北海道 主宰、アスリートフードマイスター1級。札幌メンタルビジョントレーニングセンター代表。
テレビ局でADとして勤務後、結婚。退職した後、夫婦で渡米。2001~2014年アメリカ・ニューヨーク州在住。現在、野球少年の2児の母として日々奮闘中。
趣味はスキー(SAJ公認スキー準指導員)。
★ブログ「ライスボ~ル アスリートフードマイスターの母による野球少年を大きく育てる方法。」http://www.athletefoodmeister-yoshie.com/
★Facebookの「AFM北海道」のページではイベント情報を掲載しています♪