第40回 本格始動にむけて

なすのガーリック酢の物
第40回 本格始動にむけて
新型コロナウィルスの影響による全国的な緊急事態宣言も解除となり、まだまだ予断を許さない状態ですが、いよいよ本格的に練習がスタートできる時が到来しますね。
長い期間、チームの練習自粛により、自主練をされていた方も多いかと思いますが、それでもやはり運動不足の方も少なくないと思います。
これから暑い夏に向けての体力作りに必要な食のアイデアをお届けします。
家にいる時間が多いと、食事を作る方は食費が増すことに頭を痛めつつ、何を作ろうかと献立を考えるのも大変だと思います。
スポーツをする食べ盛りのお子さんがいるご家庭では作る量も多いですし、いわゆる「ガッツリ系」の食事を作る機会が多いことでしょう。
良質のたんぱく質を摂取することは非常に大事なので、メインに肉や魚料理を意識して取り入れることをおすすめいたしますが、サイドメニューもしっかりと栄養を考えてあげることが大切です。
今回は、作り置きもできて、お子さんの口に合うサイドメニューレシピをご紹介します。
「なすとささみのガーリック酢の物」です。作り置き用なので、多めに材料を記します。
・にんにく 2かけ
・なす 3本
・鶏のささみ 3本
・しめじ 1パック
・たまねぎ スライスでお好みの量
・酢 適量
・塩、こしょう 少々
・輪切りの鷹の爪 お好みで
【作り方】
- 油をひいたフライパンに薄切りしたにんにくを香ばしい香りが出るまで炒めたら、にんにくを一旦取り出します。
- フライパンに食べやすい大きさに切ったなすとしめじを入れてしっかりと炒め、塩こしょう少々で味付けします。(味が濃くならないようにします)
- 鶏のささみは、ゆでておきます。沸騰したお湯に塩小さじ1とお酒を少々入れて、8分ほどゆでます。ゆであがったら、粗熱を取りほぐします。この時、スジをしっかりと取り除いてください。
- 冷めた②と③、そして最初に炒めたスライスにんにくをタッパーに入れます。ピリ辛がお好きであれば輪切りの鷹の爪を少し入れます。
- タッパーにいれた食材を混ぜ合わせ、その上にスライス玉ねぎを入れ、ひたひたになるくらいに酢を入れます。冷蔵庫に数時間入れておくと味がしみて美味しくなります。これで出来上がりです。
酢は、代謝を活発にしてくれて、疲労回復や免疫力アップに優れた食材です。これから暑くなる季節には是非摂取していただきたいです。
そして、にんにくも言わずと知れたパワーアップ食材です。免疫力を高めて強い身体作りをしてくれます。
ささみは、筋力アップには必要な良質たんぱく質です。
しめじはビタミンDが含まれていますので、カルシウムの吸収力を高めてくれます。
なすに含まれるアントシアニン系の栄養成分はデトックス効果があり体内を浄化してくれます。
酢の物ですので、大量に作っても冷蔵庫で日持ちします。そしてにんにくを使用しておりますので、お子さんでも食べやすい味付けになっています。
本格始動に向けて、食事で身体作りをしてケガのない日々を過ごしましょう。

老田よしえ
▽老田よし枝プロフィール
株式会社フェニックスサポート代表取締役。AFM北海道 主宰、アスリートフードマイスター1級。札幌メンタルビジョントレーニングセンター代表。
テレビ局でADとして勤務後、結婚。退職した後、夫婦で渡米。2001~2014年アメリカ・ニューヨーク州在住。現在、野球少年の2児の母として日々奮闘中。
趣味はスキー(SAJ公認スキー準指導員)。
★ブログ「ライスボ~ル アスリートフードマイスターの母による野球少年を大きく育てる方法。」http://www.athletefoodmeister-yoshie.com/
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