大谷地ヤンタ、接戦制しベスト8進出!

2回戦進出を決めた大谷地
◆第43回少年軟式野球札幌選手権大会白石区予選 兼 第43回白石区少年野球夏季大会(2020FBC U12大会白石区予選)
▽1回戦 大谷地ヤングタークス3-2北都タイガース=(20日・米こめ球場)
※イニングスコアはコチラ
札幌選手権・白石区予選第一試合で行われた大谷地VS北都の好カードは、大谷地の粕谷亮稀投手(6年)、佐々木綺太捕手(6年)バッテリーの活躍もあり粘る北都を3-2で制しベスト8進出を決めた。
粕谷投手は七回3安打6四死球で2失点の投球。
序盤四球で走者を許すも要所を締め三回まで無得点。
四、五回と失点するも粘りのピッチングで最少失点に抑え逃げ切った。
粕谷は「今日はファーボールが多くて自分では納得していない。明日はコントロール良く投げ、勝てるよう頑張ります」と2回戦に向け修正したピッチングを誓った。

粕谷投手(大谷地ヤングタークス)
決勝点となったのは三回、先頭の1番・佐々木が四球で出塁すると二盗さらに三盗も決め無死三塁のチャンス。
ここで2番・楠 裕太(6年)がレフト前タイムリーで加点。
楠は相手エラーも重なり二進。
次打者倒れ、4番・星 武虎(6年)の内ゴロで二死三塁とチャンスを広げると5番・溝口敬元(5年)の内ゴロが敵失を誘い三走・楠が生還し3点目。
これが結果、決勝点となった。
鈴木伸一監督(45)は「選手は練習不足の中、良くやってくれた。明日、勝てば代表権を掴めるので頑張ります」と試合後、勝利の余韻に浸りながら笑顔を見せ球場を後にした。
〇粕谷亮稀(かすや りょうき)
6年 投手
今シーズンの目標は「全市大会で優勝したい」と力を込めた。
持ち味は「右方向へのバッティング」
粕谷君のお父さん央さん(47)は現在、同チームのコーチを務め千葉県の名門・習志野高硬式野球部出身。
父の影響もあり1年生から野球を始める。
憧れのプロ野球選手は藤原 恭大(千葉ロッテ)
160センチ、40キロ
家族は兄、弟の5人。
〇佐々木綺太(ささき あやた)
6年 捕手
「今日は上位打線には厳しくコースをつくようリードした。明日は全力で挑みます」と力を込めた。
今シーズンの目標は「札幌ドームで試合をしたことが無いのでFBC U12に出場し、札幌ドームで試合をして優勝したい」と目を輝かせていた。
持ち味は「足」。
この試合でも二盗、さらに三盗も決めた。
憧れのプロ野球選手は甲斐 拓也(福岡ソフトバンクホークス)
150センチ、47キロ
家族は両親と2人の妹と弟の6人。
佐々木捕手は三回、一死一塁の場面で北都が二盗を試みるも佐々木の強肩で二塁手前でタグアウト。
北都の追撃を止める大きなプレーだった。

大谷地バッテリー(写真左から佐々木、粕谷)
北都タイガース、あと一歩で涙
北都は2点を追う五回、一死から1番・久保友弦(6年)が四球とバッテリーミスで三進のチャンス。
ここで3番・上村勇斗(6年)が、期待に応えレフト前タイムリーで1点差に迫った。
しかし終盤六、七回と相手投手に打ちあぐねあと一歩及ばず涙した。
左腕の大橋虎士朗投手(6年)は小気味の良いピッチングで時より投げるウエストボールで大谷地打線から空振りを奪うなどゲームを作り味方の援護を待ったが涙した。
しかし今後楽しみな投手だ。

大橋投手(北都タイガース)

惜しくも敗れた北都
次こそは咲かせてください勝利の華を!
協力:白石区少年軟式野球連盟