第45回 玉ねぎで免疫力を
第45回 玉ねぎで免疫力を
新型コロナウィルスの感染流行がまた増えてきたこの頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目で風邪やインフルエンザの流行も懸念されますが、今回は、身近な免疫力アップの野菜のお話をします。
免疫力アップに良いと言われている食材はいくつかありますが、中でも身近な野菜「玉ねぎ」は万能です。
ご家庭に常備してある野菜であると思いますが、玉ねぎはいろんなレシピに活用できる万能野菜です。
第21回のコラムでも玉ねぎのお話をしましたが、玉ねぎは日常に使えるオススメ野菜ですので、再度、お話させていただきます。
玉ねぎの成分から効果を解説していきましょう。
・ケルセチン…抗酸化作用が強いポリフェノールの一種です。発汗作用があり、これが解熱を促進します。
風邪の予防にも改善にも良く、玉ねぎを生で食べることに効果があります。ケルセチンは粘膜を強化してくれるので、アレルギーの素となる成分の侵入も抑制してくれます。
・硫化アリル…血液サラサラ成分で生活習慣病の予防にも効果的です。
この成分は、疲労回復にも効果的です。
上記以外にも、美容、ガン予防効果、解毒効果、むくみ予防などにも良いと言われています。
運動をした後の疲労回復には、ビタミンB1を多く含んだ食材と一緒に摂取すると効果的です。
ビタミンB1を含む食材の代表的なものは、豆腐、豚肉、鮭などです。
写真は、ビタミンB1を含むベーコンと添えた玉ねぎ丸ごとスープです。玉ねぎをコトコトと煮込み、コンソメと塩こしょうで味付けしたシンプルなスープです。
身体もホッと温まります。
玉ねぎを食べて、疲れ知らず、免疫力アップで、風邪やインフルエンザから身を守りましょう。
▽老田よし枝プロフィール
株式会社フェニックスサポート代表取締役。AFM北海道 主宰、アスリートフードマイスター1級。札幌メンタルビジョントレーニングセンター代表。
テレビ局でADとして勤務後、結婚。退職した後、夫婦で渡米。2001~2014年アメリカ・ニューヨーク州在住。現在、野球少年の2児の母として日々奮闘中。
趣味はスキー(SAJ公認スキー準指導員)。
★ブログ「ライスボ~ル アスリートフードマイスターの母による野球少年を大きく育てる方法。」http://www.athletefoodmeister-yoshie.com/
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