「留萌野球」3つのカテゴリーで地域支える!

留萌ベースボールクラブ=(写真・チーム提供)
~「留萌野球」事情~
留萌管内とは北海道の北西部日本海側に位置し、豊かな海と緑広がる大地に恵まれた地域。
また南北180キロにおよぶ縦に長いことも特徴だ。
留萌市をはじめ増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、天塩町、初山別村におよぶ1市6町1村となる。
少年団は7チーム。
少年団の最近の最高成績としては天塩タイガースが2016(平成28)年のスタルヒン杯、2017(平成29)年の全日本学童マクドナルドトーナメント北大会とそれぞれ準優勝が最高だ。
中学野球に目を向けると
何等の理由で中学校の部活動ができない、そもそも中学校に野球部が無いという環境も現実だ。
その昔、2000(平成12)年に立ち上げた中学硬式野球の留萌リトルシニアがあったが部員不足を理由に2018(平成30)年に廃部となっている。
昨年秋の中学校野球部の活動は10校5チームだという。

留萌ベースボールクラブ=(写真・チーム提供)
少子化による厳しい環境は続くが「野球を地域の子供たちのために」と2018年1月に大滝慶太氏(40)が留萌HEROs少年野球協会を立ち上げた。
その後、賛同者も増え管内の有力指導者の横山 渡氏(46)や留萌高校硬式野球部OBらの後押しもあり現在では総勢20人以上での活動が続く。
カテゴリーは中学軟式野球、女子野球、小学4年生以下によるキッズクラスの3つだ。
<中学軟式野球クラブチーム>
縦に長い留萌管内を北部、南部に分け北部に「留萌HEROs北部支部BBC」南部に「留萌ベースボールクラブ」がある。
北部支部BBCは天塩町や遠別町での活動が主だ。
南部の留萌ベースボールクラブは留萌市や小平町での活動となっている。
選手たちの多くは、中学部活動による中体連を目指し、同チームにも所属している。
2チームは兄弟チームの間柄で出場する大会によっては合同で出場することもあると言う。

留萌ベースボールクラブ=(写真・チーム提供)
<女子軟式野球>
女子野球「留萌エンジェルス」は、女子野球を目指す小学1年~中学3年生までを対象に留萌管内から全国を目指す女子選手を後押しします。

留萌エンジェルス=(写真・チーム提供)

留萌エンジェルス=(写真・チーム提供)
<キッズクラス>
小学4年生以下を対象にした「留萌ドリームス」は留萌管内の育成を主としたカテゴリー。
野球を通じて心身ともに大きく育てることが大きな目的だが、大会には北海道チャンピオンシップ協会主催大会などにも出場する。

留萌ドリームス=(写真・チーム提供)

留萌ドリームス=(写真・チーム提供)
差し迫った少子化により年々厳しい環境となっていくが地域を下支えする名もなき大人たちが、故郷を愛し未来ある子供たちの環境づくりに汗をかき尽力を続ける。
目の前にある問題に蓋をせずしっかりと立ち向かう姿勢に多くを学びます。
「留萌野球」応援しております!