高3の夏に掛ける札幌旭丘高の谷本君

まだフォームの形はとれないが、久々のグラブと ボールの感触に笑顔も出た
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌旭丘高野球部の谷本叶夢君(17,3年)。今年に入り腰に痛みを覚え、症状は日ごとに悪くなり先月末には歩くだけで痛みが出るまでになった。早速「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受け、腰椎分離症と診断された。目標としている夏の大会に「何としても間に合わせたい」との谷本君の強い希望があり、今は超音波治療とリハビリに懸命に取り組む毎日だ。
▽谷本 叶夢(かなむ、札幌旭丘高3年=187センチ、74キロ、外野手・センター)
羊ヶ丘ブルースターズ-羊ヶ丘中軟式野球部-札幌旭丘高硬式野球部
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札幌旭丘高の谷本叶夢君
これまで肩、ひじのけがはあったが腰は初めて。
今年に入り腰が徐々に痛み出し、先月末には歩くだけで痛みが出るまでになった。
すぐに「たきうち整形外科スポーツクリニック」を訪れ診察を受けた。
腰椎分離症とわかり、当面は超音波とリハビリ治療を続けることになった。
「夏の大会までは間に合ってほしい(快方)」。
春の大会は1回戦で負けたこともあって、谷本君の心の中には夏の大会(甲子園ロード)への出場が最大の目標になっている。
「たとえ全快しなくても、先生(医師)と相談しながらプレーして試合に出たい」と言うのが本音だ。
我慢しながら続けて夏が終わってから本格治療することも考えている。
それまでして「夏の出場」にこだわるのは、旭丘野球部を初めての全道大会に導きたいからだ。
大会キャプテンを務める谷本君の強い責任感が表れている。
チーム一丸となって全道出場!
これが最大の理由。
春の悔しさもあり、人一倍強い気持ちを持って夏の大会を待っている。
そのためにも腰の快方は誰よりも願っているはずだ。
長身で足も速く、打撃力もあり、小学生から外野手で活躍してきた。
打順は1番か3,4番を打ち、守備も常に積極プレーを心掛けファインプレーも幾度となく出している。
「走塁も守備も失敗を恐れずやっています」。
谷本君の野球観だ。
今も忘れない思い出の試合は小6の市内大会。
決勝、同点で迎えた最終回にランナーを塁に置いてバッターは1番・谷本君。
当たりはセンター前のクリーンヒット、ランナーが還ってサヨナラ優勝となった。
「その時の大会名、同点の点数は覚えていないがヒットを打ったシーンだけが鮮明に今でも浮かんできます」。
それだけ興奮する出来事だったのだ。
「野球は楽しいことがたくさんあり、これからもずっと続けていきたい」と言う谷本君。
1日も早くけがを治して高3の夏、最後の勝負をかける。
(記者目・中山武雄)
背の高いのにはびっくりしました。
背の高い人はたくさん取材してきましたが谷本君は特別に高く感じました。
足も速く、ダイビングプレーも恐れることなく果敢に挑む精神は素晴らしい。
大きな体でダイナミックプレーをしてくれたら見ている人もうれしい。
長身を生かしたプレーは今後の野球の宝になります。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニック
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。(バックナンバー)
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦お問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック