夏の思い出!ストライク交流戦・第2弾を報告!

8、12ストライク交流戦
天気にも恵まれたストライク交流戦・第2弾が12日、参加者24人を集め石狩市スポーツ広場で行われました。
講師には一塁側・監督に杉山哲也氏(西の里カープジュニア)、三塁側・藤本和宏氏(三笠スピリッツ)を招いて行った。
試合は交流戦初となる9イニング、プラス泣きの1イニングを加え盛り上がりました。
11日に続いてこの日も多くのお父さんお母さんお兄さん方のボランティアの皆さんのお力添えのお陰で無事ケガ人も出ることなく開催できましたことご報告いたします。
会場:石狩市スポーツ広場
主催:ベースボール北海道ストライク
協賛:パワーズ

8、12交流戦より

8、12交流戦より

8、12交流戦より
<発行人>
試合は三塁側・藤本チームの完勝に終わりましたが両チームともに個の実力が際立った選手がいました。
一塁側では昨年も参加してくれた小澤典弘(北東ナイン)。
ゲームの中での様々な変化に気づき目配りし、一生懸命対応する姿が印象的でした。
左腕・佐々木優太(清田中フレンズ)は投手としても登板したが二塁手として出場した際にはフットワークの良さを見せるなど身体能力の高さを垣間見せた。
先発した近藤孝介投手(西の里カープジュニア)は大柄な体格を生かし、右の本格派。
加えて自チームでも指導を受けている杉山哲也監督の下で行う野球はまさに普段着の野球を見せていた。
試合の方は敗れはしたが、小澤主将を中心に回を重ねる度にチームへと進化発展していきましたね。
これは選手ひとり一人が互いを認め合いリスペクトし合えたからこそ生まれた現象。
この出会いは奇跡です。
この仲間をこれからも大切に、そしてまたの再会を楽しみに今をしっかり生きてね。
三塁側・投手陣は岩崎賢成(北発寒ファイヤーズ)、工藤壱朗(幌南ファイターズ)、三浦悠生(中の島ファイターズ)、西城晴登(手稲東ファイターズ)、泣きの1イニングでは浅水梨来(星置レッドソックス)らがそれぞれ持ち味を発揮。
岩崎は2日連続の出場、初日は捕手兼投手として出場したがこの日は投手と野手に出場。
少し疲れが残っているのではと心配したが、不安を覆す好投を見せていた。
左腕・工藤は長身を生かし角度のあるストレートは威力十分で攻略が難しいボールを投じていた<注目>だ。
三浦は大柄な体格を生かし、捕手も野手も加えて投手もこなすユーティリティー選手。
西城はストライク先行のリズムの良いピッチングで組み立てると野手もそれに大いに応えた。
泣きの1イニングに登板した浅水は、もはや学童野球における女子選手レベルを遥かに超える域。
手元で伸びるストレートは体幹とリズム感の良さを観ればうなづける。
この好投した投手陣を支えた古屋瑠音(白石リトルファイターズ)、浅水の捕手としての仕事は評価の値がある。
野手ではもう一人の女子選手山下颯夏(中の島ファイターズ)が、打席で魅せるフルスイングは観てるこちら側うれしくなるほどだ。
今後楽しみな選手。
最後に、ここで出会えた奇跡に感謝し、互いに刺激し合い胸を張って再会したね!

8、12ストライク交流戦より=(写真・父母提供)
◆8.12交流戦
藤本チーム(三塁側)
021000013=7
000000000=0
杉山チーム(一塁側)
(藤)岩崎、工藤、三浦、西城、岩崎-古屋、浅水、古屋
(杉)近藤、崔、小松、佐々木-小澤、台野、小澤、台野、小澤
▽二塁打:岩崎、西城、三浦(杉)

8、12交流戦より
◆泣きの1イニング
藤本チーム(三塁側)
0
0
杉山チーム(一塁側)
(藤)浅水-古屋
(杉)佐々木-小澤

泣きの1イニングに一塁側、円陣を組んで気合を入れました。

8、12ストライク交流戦・一塁側メンバー

8、12ストライク交流戦・三塁側メンバー
▽一塁側・杉山哲也監督の話
試合前、最初のメンバー挨拶ではメンバー全員の表情はまだ硬かったが、キャプテンを立候補した北東ナイン・小澤典弘君が、チームを和まし、チームを一つに纏めてくれました。
プレーでは普段守った事のないポジションも卒なくこなし、自チームでの中心選手が集まったと実感しました。
特に清田中央フレンズの佐々木優太君は、左利きにも関わらず見事な「6-4-3」のゲッツーを決めてくれるなど活躍。
試合は、相手チームの好投もあり打線が繋がらず、九回終わって0を重ねた。
泣きの1回も報われず負けてしまいましたが、最後まで笑顔で楽しく試合が出来ました。
参加した6年生は貴重な出会いを忘れず、また交流戦の開催、お手伝いされた方の感謝を忘れずに、後半戦の大会を頑張ってください。
これからの活躍を期待してます。

杉山監督率いる一塁側ベンチ

泣きの1イニングで大会を盛り上げてくれました
▽三塁側・藤本和宏監督の話
ハイレベルな投手が揃い、締まったゲームが展開された。
結果的に点差が離れたが、チーム問わずどの選手も持ち味を発揮し、さすが6年生というプレーが毎回のように見られた。
担当したチームの中では、岩崎賢成(北発寒ファイヤーズ)、工藤壱朗(幌南ファイターズ)、三浦悠生(中の島ファイターズ)、西城晴登(手稲東ファイターズ)、そして泣きの1イニングに登板した女子選手の浅水梨来(星置レッドソックス)の完封リレーは見事であった。
マウンドで自分をコントロールして投げている様子は今後の大きな成長を予感させた。
古屋瑠音(白石リトルファイターズ)、久保來澄(篠路ライオンズ)、山下颯夏(中の島ファイターズ)、沼田佳士(山の手ベアーズ)のコンパクトで無駄の少ないスイングも目立っていた。
みんなで声を掛け合いとても明るい雰囲気であったが特に佐々木優人(白石リトルファイターズ)の声は一際大きく効果的であった。
体は小さくてもチームのためにできることはたくさんあるということ体現してくれた。
参加選手全員の、シーズン後半戦の活躍とその先の大きな成長に期待しています。

三塁側ベンチ前の選手たち

三塁側ベンチの選手たち=(写真・父母提供)