第4弾は6年生最後となったストライク交流戦!

8、16ストライク交流戦=(写真・父母提供)
石狩市スポーツ広場で8月16日に6年生最後となるストライク交流戦が行われました。
当初、10日に予定されていたものが雨で延期となったメンバーが登場した。
但し、日程変更に伴い参加ができなかった選手がいたのは何より残念でならない。
今回は一塁側・講師に髙橋修一氏(エルムファイターズ・監督)、三塁側・講師に渡辺 敦氏(星置レッドソックス・監督)を招いて行いました。
試合は髙橋監督率いた一塁側の投手陣の頑張りもあり九回4-1で三塁側を下した、一塁側が勝利。
しかし試合はこれだけに留まらず、悔しさの残る三塁側は泣きの2イニングを申し入れ、これを一塁側が快く受け入れゲーム再開となった。
結果は0-0の引き分けに終わるも両軍の満足した表情が印象的だった。
コロナ禍で行われたひと時のストライク交流戦、次第に秋の訪れを感じるこの頃ですが、今回の交流戦が参加者にとっていつまでも光り輝く夏の思い出となりますよう心から祈念したい。
最後に多くの父母の皆様のご理解とご協力のお陰で無事開催できましたことここにご報告いたします。
会場:石狩市スポーツ広場
主催:ベースボール北海道ストライク
協賛:パワーズ
<発行人>
ストライク交流戦では投手・捕手を希望する選手に対し、それぞれミニセレクションを行っておりますが、今回も多くの参加者が真剣な表情で自らを試した。
見事希望の投手・捕手のポジションを掴めた者、残念ながら落選した者と様々。
落選した者もしっかりと野手として気持ちを切り換え頑張る様子は流石小学生。
これらの選手たちの活躍で好ゲームを演出してくれた。
気になった選手は
一塁側では先発した北浦出雲(上富良野ジャガーズ)は、昨年の5年生大会に引き続き2年連続の出場。
投手としてボールに力があり、打者を圧倒。
本来のピッチングで交流戦でも存在感を見せつけた。
2番手の井上蒼大(中の島ファイターズ)は、丁寧に低めにボールを集めゲームを作った。
3番手の近藤孝介(西の里カープジュニア)は8、12交流戦に続く2度目の出場。
初戦に比べマウンド上ではさらに落ち着いた様子、長身を生かし角度のあるストレートを投げていた。
4番手は崔 睿俊(山の手ベアーズ)は、左腕からコースを丁寧に突くピッチングでゲームを作った。
また捕手の田中敬祐(発東ヤンキース)も8、11交流戦に続き2度目の出場。
もう一人の捕手・金井詩真(あいの里バイソンズ)ら2人で投手陣を好リードでけん引した。
打撃では井上、渡辺知晃(屯田ベアーズ)、崔、近藤の長打力も光った。

8.16ストライク交流戦より=(写真・父母提供)
三塁側では
先発した藤原翔太(中の島ファイターズ)も8、11交流に続き2度目の出場。
この日はテンポもボールも悪くなかったが何となく打者との間合いがあってしまっていたように思うも良い選手だ。
センスは抜群。
あとは身体待ちと言ったところだろう。
2番手の伊吹有輝(緑苑台ファイターズJr.)は、打者の手元で伸びるストートが最大の武器。
今後楽しみな<注目>選手だ。
3番手に登板した渡曾将大(岩見沢美園スターズ)は、反撃を信じ制球力よくゲームを作った力投は素晴らしい。
打撃では渡曾、八重樫悠人(屯田ベアーズ)らのパンチ力が光った。
さらに8、11交流戦に引き続き2度目の出場となった斉藤陸人(手稲東ファイターズ)も元気いっぱいの活躍を見せてくれた。
またセレクションでもひと際目を引く選手がいた。
それは河嶋敦大(平岡カウボーイズ)。
捕手としてセレクションに参加し、満場一致で選ばれた一人。
声も良く通り、ナインを鼓舞し攻守でチームをけん引した。
明るさも兼ね備えた素晴らしい選手だ。

セレクションの様子=(写真・父母提供)

セレクションでの選手の表情=(写真・父母提供)

九回、泣きの土下座も見せていただきました
◆8.16交流戦
渡辺チーム
000100000=1
012000010=4
高橋修チーム
(渡)藤原、伊吹、渡曾-河嶋、八重樫、河嶋、八重樫、河嶋
(高)北浦、井上、近藤孝、崔-田中、金井、田中、金井、田中
▽二塁打:渡曾、八重樫(渡)、井上、渡辺、、崔(高)
◆泣きの2イニング
渡辺チーム
00=0
00=0
高橋チーム
(渡)古川-河嶋
(高)崔、安居、中野-田中
▽二塁打:近藤(高)

8、16ストライク交流戦より

8、16ストライク交流戦より

一塁側オーダー

三塁側オーダー
▽一塁側・髙橋 修一監督の話
何といっても九回を1点に抑えた投手陣に尽きる。(泣きの延長二回も含む)
特に勝利に大きく貢献し、チームを勢いつけた、先発で三回まで無失点に抑えた上富良野ジャガーズ北浦選手。
球速もさることながら、しっかりとコーナーをつき、ファールで粘られると緩急を織り交ぜ相手打線を翻弄。
ダントツの投球を見せてくれた。
また、七・八回を無失点で抑えた西の里カープジュニア近藤君の活躍も大きかった。
高身長から繰り出される角度のついたスピードボールは威力十分で相手打線を寄せつけず勝利に大きく貢献した。
攻撃の方では、二回先制点の足掛かりとなった中の島ファイターズ井上選手の二塁打。
また三回、2点の追加点を呼び込んだ屯田ベアーズ渡辺選手の二塁打。
八回ダメ押しの追加点をたたき出した、山の手ベアーズ崔(チェ)選手の二塁打。
長短打・好走塁がかみ合い相手チームの追随を撥ね退けた。
全体では、試合開始時の緊張からか全選手がおとなしく様子見の感じが受け取れた。
しかし、回を重ねる毎にチームワークが良くなりリラックスモードでプレーが出来、流石6年生といったプレーが随所に出て球場を沸かせて楽しませてくれた。
選手たちには、残り僅かな少年野球を全力で楽しみ、今後の活躍を期待したい。
また、今日出会った選手たちの中・高・大・社会人での再会も楽しみ期待したい。
最後に、このような企画を開催してくれたストライクの大川さん・遅くまで選手たちの為にジャッジしてくれた審判団の皆様(泣きの2回延長)・ボランティアとして球場設営などを協力してくれた父母の皆様、本当に感謝です。
選手たちもみんな感謝している事と思います。
エルムファイターズ監督 高橋

一塁側選手たち=(写真・父母提供)

髙橋修監督の話に耳を傾ける選手たち
▽三塁側・渡辺 敦監督の話
当初は10日に予定していた交流戦ですが、雨の為16日に延期となりました。
私が担当した三塁側チームでは、まずはキャプテンを務めた河嶋敦大(平岡カウボーイズ)の存在感が際立っておりました。
常に声を出し明るいキャラクターで盛り上げてくれるとともに、バッティングでも捕手でも力強いプレーを見せてくれました。
あとは投手を務めた伊吹有輝(緑苑台ファイターズJr)渡會将大(岩見沢美園スターズ)もしっかりと自分の持ち味を発揮し締まった試合を演出してくれました。
野手陣では古川諒弥(砂原野球少年団)が、センスのある動きを発揮して目立っていましたし、八重樫悠人(屯田ベアーズ)は、鍛えられている基本に忠実なプレーで安定感を感じさせました。
また、紅一点の山下颯夏(中の島ファイターズ)の初球からのフルスイングや内野での堅実な守備は光っておりましたし、手稲東ファイターズの二人の神 悠人・斉藤陸人も良い動きで頑張ろうとする姿が印象的でした。
基本的にはみんな中学行っても野球を続けようとしているようなので、もっとこういう場で積極的に自分から入っていく、馴染んでいくということについて話をしました。
ぜひ上のカテゴリーでも活躍してほしいと思います。

三塁側ベンチ

渡辺監督の話に耳を傾ける選手たち=(写真・父母提供)

なんか似てる!?=(写真・父母提供)