残念!無観客開催・・・ 秋季全道ウォッチ!

札幌円山
残念!無観客開催・・・
秋季全道ウォッチ!
9月30日で緊急事態宣言が解除の見通しとなった北海道だが、春のセンバツを目指す秋季高校野球大会は全て無観客開催となった。
もちろん、生徒や関係者の健康被害を防ぐため、仕方のない措置かと思う。
だが、高校野球は正味2年半。仕方ない、だけでは落としどころが無さすぎる。
かといって、大会を開催する関係者の方々が決められるものでもない。
ここはやはり、もう少し行政や政治家の方達が提言をし、もっともっと学生スポーツに良い意味でも悪い意味でも関り口を出してほしかった。
じゃないと次に、また次世代に繋がらない。
見えない力が働くともいわれる観客席からの応援。
頑張って勝ち取った全道大会。
少ない人数でもいいから観客の前でプレーさせてあげたかった。
10月1日から20チームで行われる今大会の組み合わせは既に見ていただいていると思うが、月並みながら1回戦から好カードが目白押し。
夏の南大会覇者の北海は、クラーク記念国際と駒大苫小牧の勝者と対戦。という秋ならではの南北入り混じってのカードが実現。
夏の北代表の帯広農業を地区で破った白樺学園は、同地区代表の帯広工業と、その勝者が札幌第一と対戦。
とこちらも南北の強豪が対戦することとなる。
他にも、旭川明成、苫小牧中央、知内、東海札幌と好投手の呼び声が高い投手達の活躍も楽しみ。
他の出場校も、校名を見ただけで色々と思い出し、想像できるチームばかり。
考えれば考えるほど、本当に無観客開催が残念ではあるが、選手たちにはウイルスに負けず張り切って大会に挑んでほしいと願う。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日本中学生野球連盟北海道支部/副会長