夢でっかく、札山の手ベアーズの長君

スローイングのフォーム改善に取り組む長君。いい感じに笑顔も出る
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・山の手ベアーズの長優太君(11、6年)。
長君は先月、練習中に右ひじに違和感を覚えすぐに整骨院で診てもらった結果、野球ひじ(リトルリーガーズ)とわかり整骨院の勧めもあり「同スポーツクリニック」でリハビリ治療を受けることになった。
フォーム改善など良好な結果に笑顔も戻り、新型コロナ禍で延期になっていた残り試合に「全力を尽くします」とテンションをあげている。

札幌山の手ベアーズの長優太君
▽長 優太(11、札幌・山の手小6年=155センチ、58キロ、捕手)札幌・山の手ベアーズスポーツ少年団)
2歳上の兄のカッコいい姿を見て「自分もやってみたい」と野球を始めた長君。これまでケガらしいものはなかったが今年の9月、練習していて利き腕の右ひじに違和感を覚え両親に相談した。
さっそく近くの整骨院で診断してもらい、リトルリーガーズ(成長軟骨の損傷)と分かった。
幸い初期段階で、受診した整骨院から「早くフォーム改善など本格リハビリを受けた方がいい」と専門病院の「たきうち整形外科スポーツクリニック」を紹介された。
今は2週間に一度、「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院して治療を受けている。
「リハビリの先生から投球時のひじの角度などを治してもらいフォーム改善をしています。すごくいい感じで投げるボールに勢いがつきました」と笑顔で話す長君。
新型コロナ禍で延期になっていた夏季大会も始まり、実戦でもいい感じをつかみ自身のプレーに自信がどんどん膨らんでいる。
4番、副キャプテンとチームの中心的な存在で頑張っている。
今季は2本のホームランを打っている。
自身も満足しているのは練習試合の平岸ベアーズ戦で打った(右投げ左打ち)右翼へのさく越えホームラン。
「試合にも勝って心に残る一本でした」と話す。
夢はでっかくメジャーリーガー。エンジェルスの大谷翔平選手やバリー・ボンズ選手(ジャイアンツなどで活躍したホームランバッター)にあこがれ、本気で挑む覚悟を持っている。
母親の希さん(のぞみ)は「本気でやるなら親としても全面的に応援します」と話し、力強い味方を得ている。
来年は中学生。
硬式野球は選ばず、軟式クラブの強豪チームに狙いを定めている。
強さを求めて長君の夢は広がるばかりだ。
(記者の目・中山武雄)
夢が大きく、取材をしているこちらも「夢挑戦」の気分になりました。
記者自身を振り返り、11歳の時の自分は何を考えていたか-と思うと恥ずかしさとうらやましさが沸き立ちました。
これまで、「プロ野球選手」というワードは何度も聞かせてもらいましたが、いきなりメジャーリグ挑戦というのはまれなことでした。
すごくうれしい話でした。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニクック
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック