元日本ハム坪井氏が初代監督就任<石狩レッドフェニックス>

写真左から石狩レッドフェニックス・初代監督の坪井氏、老田代表
北海道の独立リーグ、北海道フロンティアリーグ・石狩レッドフェニックスの初代監督に、阪神タイガース、北海道日本ハムなどでプレーした坪井智哉氏(47)が就任することが17日、石狩市内での会見で分かった。
同チーム代表の老田よし枝氏が共通の知人を介し、度重なる熱烈な監督要請を受け実現した。
昨年まで横浜DeNAの一軍打撃コーチをしていた坪井新監督は「北海道日本ハムファイターズを退団して11年が経ちます。北海道は第2の故郷、あらめて北海道をまた元気にする、活性化するチャンスをいただいたことに感謝します」とあいさつ。
指導歴は2015年から横浜DeNAでの打撃コーチを経験するも監督は初。
これまで故野村克也監督、故星野仙一監督、ラミレス監督など様々な監督の下で野球を見てきた同氏は「理想は良いとこ取りですが、やっぱり手探りですよ。明るいチームを目指し、その中で厳しさ持ち。やる時はやるメリハリのあるチームを目指します」と意気込んだ。
指導については「若い選手を指導するとはおこがましく、共に汗をかき一緒に勉強していきたい。NPBと違い独立リーグはノックも打つし、バッティングピッチャーも何でもやります」と等身大で向き合う姿勢も示した。
始動は4月1日からスタートし、5月からの開幕を目指す!
同リーグは現在、※日本独立リーグ野球機構へ加盟申請中でもある。
※2014年9月に設立された、日本のプロ野球独立リーグの合同組織である。
〇坪井 智哉(つぼい ともちか)
東京都江東区出身の元プロ野球選手。
阪神タイガースや北海道日本ハムファイターズで選手として活躍後、2015(平成27)年から2021(令和3)年まで横浜DeNAベイスターズの一軍打撃コーチを務めた。