レギュラーめざし復帰!ピースの椎名君

投球フォームを確認するピースベースボールクラブの椎名君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・ピースベースボールクラブの椎名悠喜君(札幌・向陵中1年)。
昨年11月、チーム内最後の紅白戦で右ひじを損傷し、市内の他の病院で治療を受けたが病状が一向に良くならず今年4月から同スポーツクリニックに転院した。
転院するまでは痛くて投げられなかったが今はほぼ完治の状態までこぎつけた。あとはフォームの矯正を徹底的にやり、未然のけが予防に力点を置くリハビリ治療を続けている。

ピースベースボールクラブの椎名悠喜君
▽椎名 悠喜(はるき、12,札幌向陵中1年=153センチ、48キロ、外野手)
円山スターズ-ピースベースボールクラブ
「もう野球ができなくなるのではないか」、昨年11月にひじ損傷に見舞われ心中に不安が広がった。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」に来るまでの半年間、悩みの毎日だった。
「先週、ボールを投げてみたが痛くなかった。スローイングもスムーズになりうれしかった」と、ほぼ完治を実感する結果に表情も明るい。
あとはひじに負担がかからない正しい投法を学ぶため、リハビリの先生と共にフォーム矯正に力を注いでいる。
チームに所属して野球をやるようになったのは小学3年からだが、キャッチボールやバット振りなど野球の真似事は幼稚園の時から父親の秀実さん(47)とやっていた。
秀実さんは高校(千葉県)、社会人野球で活躍し、北海道の社会人野球選抜選手にもなった名選手。
椎名君にとってはチームの監督やコーチとともに父親も頼りになる指導者のひとりだ。
「毎回の送り迎えや野球の楽しさを存分に味わわせてもらっています」と尊敬する両親に感謝している。
チームのピースベースボールクラブは創部4年目の軟式野球クラブチームだが、チーム力は急速にアップしている。
昨年は全道中学生軟式野球大会で初優勝、今季もその勢いで2連覇を狙っている。
椎名君のモチベーションも必然的にアップし、完全復帰後の秋は「悪くてもベンチ入り、目標はレギュラー取りです」ときっぱり。
1年生の紅白戦では3番・ライトで2試合出場しヒットを打ちアピールした。
小学時代からクリーンアップか、その前後の打順を任され、バッティングが一番の売りだ。高校野球の夢もある。
「父が果たせなかった夢を自分が成し遂げる」。広がるでっかい目標に向って再スタートする。
(記者の目・中山武雄)
取材をしていて、両親に対する尊敬度が十分に伝わってきました。
特に野球のお手本となる父親の存在は大きく感じました。大変いいことです。
何でも相談できる父親・母親がいることはとても幸せなことです。
常に感謝しています-と言う言葉もありました。
とてもさわやかな気分になりました。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科ス ポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック