FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15
<U-15>札幌豊平ボーイズが初優勝

初優勝に歓喜しマウンドに集まる札幌豊平ナイン
リトルシニアリーグ、ボーイズリーグ、ポニーリーグの3団体が垣根を越えて頂点を争う「2022FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15」の準決勝、決勝が8月2日に札幌ドームで行われ札幌豊平ボーズが3-2で北斗ポニーベースボールクラブを下し初優勝、4年ぶり2回目の出場で頂点を極めた。
最優秀選手には札幌豊平ボーイズの松本悠嗣(3年・藻岩ライオンズ出身)が選ばれた。
3位には苫小牧西リトルシニア、洞爺湖リトルシニア。
主催:ファイターズスポーツ&エンターテイメント、北海道日本ハムファイターズ

優勝旗を手にする札幌豊平ナイン
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▽決勝
札幌豊平ボーイズ(ボーイズリーグ)
1011000=3
1000001=2
北斗ベースボールクラブ(ポニーリーグ)
(札)山本、松山-伊藤
(北)佐藤、田澤、松崎-阿部、成田
▽三塁打 松崎(北)
▽二塁打 湯浅(札)
札幌豊平ボーイズ、4年ぶり2回目の出場で悲願のタイトル
4年ぶり2回目の出場で悲願達成した札幌豊平ボーイズ。
序盤から積極的に攻めて試合を終始リードし、相手の追撃を許さなかった。
弾みをつける一回表の先制点は鮮やかだった。
先頭打者の淡路啓太郎(3年・スターキングス出身)が、右前打で出塁、一死後3番・野崎太陽(3年・羊ヶ丘ブルースターズ出身)が、右翼タイムリーを放ち、あっさり先取した。
これが弾みとなり、その裏に同点とされるもチームの盛り上がりは落ちず三回の勝ち越し点につながった。
一死後9番・山際未徠(3年・藤野ベアーズ出身)が、内野安打出塁、1番・淡路が連続安打、そして3番・野崎がこの日2本目のタイムリー打を中前にはじき返して勝ち越した。
四回の追加点も鮮やかだった。
一死後、5番・湯浅光埜(3年・中の島ビックタイガース出身)が、右翼を破る二塁打で出塁した後、迷わず3盗に挑んで成功。
スクイズの舞台は整った。
主将の6番・伊藤太一朗(3年・西琴似パンダーズ出身)が、黒岩公二監督の指示をしっかり受け止め、見事に投前に決めて3点目をもぎ取った。
伊藤主将は「いいところに転がってくれた。成功して気持ちよかった。(チームは)これまで決勝で悔しい思いばかりしてきたので今日はうれしい。みんなで頑張ってきたことが報われた」と笑顔で話した。
指揮官の黒岩監督も「やっと優勝できた、という思いです。積極的に、バットは思い切り振れ-と選手たちに言ってきたことがうまくいった。チームカラー通りの野球ができました」と満足げな表情を浮かべ、選手の頑張りをたたえていた。

メダルの授与(札幌豊平)

初優勝の札幌豊平ボーイズ
北斗ベースボークラブ、悔しい終回の追撃あと一歩
初優勝チーム同士の決勝戦だったが北斗ベースボールクラブの願いは次回大会に持ち越された。
気迫は満ち満ちて、先制された一回裏は1番・松岡大心(3年・萩野ファイターズ出身)の左前打、3番・菊池哲太(3年・久根別はまなす出身)の左前打とランナーをため、5番・沖津真太郎(3年・上磯有川野球スポーツ少年団出身)が、左前タイムリーを決めてすかさず同点にした。
しかし、そのあとは単発でヒットは出たものの「あと一本」が続かず点につながらなかった。
ヒットは長短打8本、優勝チームを上回る内容だった。
特に最終七回の攻撃は惜しかった。
先頭打者の6番・成田颯空(2年・北浜スポーツ少年団出身)が、中前打で出塁、チャンスのきっかけを作った。
続く7番・松崎蒼叶(3年・上磯有川野球スポーツ少年団出身)が、期待に応えて右中間を破る快心のタイムリー三塁打で1点差に迫ったが、あとが続かず悔しい結果に終わった。

メダルの授与(北斗ポニーBBC)

準優勝の北斗ポニーBBC
▽準決勝(第1試合)
札幌豊平ボーイズ(ボーイズリーグ)
00010006=7
10000000=1
苫小牧西リトルシニア(リトルシニアリーグ)
(延長8回タイブレーク=一死満塁)
(札)松本、松山周-伊藤
(苫)松尾、佐々木-名和
▽三塁打 淡路(札)、松尾、佐々木(苫)
▽準決勝(第2試合)
北斗ベースボールクラブ(ポニーリーグ)
0110000=2
0000000=0
洞爺湖リトルシニア(リトルシニアリーグ)
(北)菊池-阿部
(洞)片岡、冨澤、鶴野-佐竹柊

3位の苫小牧西シニア

3位の洞爺湖シニア
協力:北海道日本ハムファイターズ