FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12
東16丁目フリッパーズ4年連続6度目優勝! 準V深川一已

4年連続6度目の優勝旗を手にする東16丁目ナイン
学童野球のFIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12(北海道日本ハムファイターズ主催、NPO法人北海道野球協議会など後援)最終日は25日、札幌ドームで決勝が行われ、東16丁目フリッパーズ(特別枠)が5-4で深川一已バトルズ(空知)を破り、4年連続6度目の優勝を飾った。
最優秀選手賞には相良怜斗(6年)が選ばれた。
3位はJBC日高ブレイヴ、中標津ホルスタイン。
◆決 勝
東16丁目フリッパーズ(特別枠)5-4深川一已バトルズ(空知)
深川一已バトルズ
0040=4
104x=5
東16丁目フリッパーズ
(四回時間切れ)
(深)柴田-菊池
(東)相良、森(3回)、清野(3回)、相良(4回)-松田
▽三塁打:田中(東)
▽二塁打:柴田(深)

最優秀選手賞・相良投手(東16丁目)
二死から怒涛の逆転劇!
東16丁目は1-4と3点を追う三回、二死から4番・田中陽翔(6年)のライト線を破る三塁打で得点圏に走者を進めると続く5番・松田来翔(6年)の難しい内野の小飛球が失策を誘いこの間に三走・田中が生還し1点。
この1点で深川一已ナインに動揺が走る。
さらに続く6番・森 翔太朗(6年)の内ゴロが敵失を呼んだ。
<怒涛の4者連続安打>
続く7番・水木昊士朗(6年)が右中間を破るタイムリー、8番・山本悠斗(6年)が同点打となるレフト前タイムリー、さらに三回からマウンドに登った9番・清野怜偉(6年)もレフト前でつなぐと、1番・中村一葵(6年)が決勝打となるタイムリー内野安打でこの回一挙4点を奪い5-4とゲームをひっくり返し勝ち越しに成功。
投げてはこの日、3イニング限定となっていた相良怜斗(6年)が先発し、2回まで0で抑え残り1イニングを残し、三回から森、清野と継投。
四回二死となったところで四球で二死一塁とすると二回に降板後、左翼手として守備に入っていた相良が再登板。
最後の打者を内ゴロに打ち取りシーソーゲームを勝利した。
東16丁目はこれで、2019から4年連続で北海道の頂点に立った。
笹谷武志監督(43)は「僕らにとって秋は高野山旗北海道予選、夏は全日本学童とこのFBC U12が目標の中、選手達がよく頑張りました。この大会4試合、ずっと接戦でした。決勝で見せた逆転劇ではツーアウトから諦めなかった。このチームは先制されたり逆転されたりと数多くの経験を重ねたことで、負けていてもシュンとならない。そこが歴代のチームに勝っているところです」と選手達の頑張りを大いに称えた。
同チームは10月に釧路市で行われる全道の優勝チームなどが集まる「キングオブキング」へ出場し、再び全道チャンピオンを目指す!
このチームの活躍から目が離せない。

決勝に挑んだん東16丁目フリッパーズ

選手にアドバイスを送る笹谷監督(東16丁目フリッパーズ)

相良投手(東16丁目)

4年連続優勝の東16丁目フリッパーズ
深川一已バトルズ、決勝で涙
深川一已が初優勝を懸け決勝に臨むもあと一歩及ばず涙した。
深川は1点を追う三回、無死から2四死球を足掛かりに1番・菊池翔太(6年)、2番・立川結暉(6年)、3番・柴田悠吾(6年)らが連続安打で一挙4点を奪い一時逆転した。
中でも柴田は2打数2安打2打点、投げては三回完投で優秀選手賞に選ばれた。
試合後の柴田和宏監督(44)は「全国・全道出場を目指して、その成果を選手達がしっかり出してくれた。フリッパーズさんを目標にマックでやらせていただき、この6年生がオーラスの最後のファイターズで決勝まで来れて相手がフリッパーズさん。負けても悔いはありません。すっきりやりきれました」と晴れ晴れとした表情でインタビューに答えてくれた。
優秀選手賞に柴田悠吾投手が選ばれた。

決勝に挑んだ深川一已バトルズ

優秀選手賞の柴田(深川一已)

柴田投手(深川一已)

準優勝の深川一已バトルズ
<第3位の2チーム>

準決勝に挑んだ中標津ホルスタイン

第3位の中標津ホルスタイン

準決勝に挑んだJBC日高ブレイヴ

第3位のJBC日高ブレイヴ
協力:株式会社北海道日本ハムファイターズ