来季へ備え万全、中の島Fの山田君

来季に備え治療に専念する山田君。まだ完全投球は出来ない
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・中の島ファイターズのエース、山田琉心君(12,中の島小6年)。
山田君は投手のほか内野手、外野手もこなす万能プレイヤーで活躍してきたが9月末に腰に異変を感じ「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診断を受け、腰痛分離症と分かった。
通院1か月でリハビリ効果も現れ順調に治療が進んでいる。
来春は中学生、新たなステージを胸に抱いて全快へ向けて一生懸命治療に取り組んでいる。

中の島ファイターズの山田琉心君
▽山田 琉心(12,札幌中の島小6年=154センチ、45キロ、投手・内野手・外野手)札幌・中の島ファイターズ
8歳上の兄の影響で小学1年から野球を始めた。
兄は同じ中の島ファイターズに所属しホクレン旗で全道優勝して全国大会に出場した。
そんな兄の雄姿を見て「僕も兄のようなカッコいい人になりたい」と思い、就学して迷わず野球を始めたという。
兄は現在、東京六大学(明治大)で活躍している。
けがは今回で2度目。
1回目は5年生の時、利き腕の左肩(野球肩)だったが幸い、いずれも軽症のうちに治療を受け大事には至らなかった。
チームの先輩から「たきうちがいいよ」と紹介され通院を始めた。
今回の腰は1か月ぐらいの治療期間を必要とするが経過も順調でホッと胸をなでおろしている。
あとは1日も早い全快を願い、腰、肩に負担がかからない体重移動などをリハビリの先生から学んで来季への準備に備えている。

札幌ドームのマウンドで五回完投の山田君
今季、強豪チーム・中の島ファイターズのキャプテンも経験した。
「西岡第一病院杯」で優勝、全道大会の「ファイターズベースボールチャンピオンシップU-12」にも出場した。
チャンピオンシップU-12は1回戦深川一巳バトルスに惜敗したが山田君の思い出試合となった。
エースとして先発し五回完投、2失点で投げ抜いた。
監督・コーチから「球が走っていてコントロールもよかった。頑張ったね」と褒められた。
「ものすごく嬉しかった」と山田君。札幌ドームで緊張もしたが「これまでで最高の投球ができた」。
監督・コーチに投球内容を認められ、自分も納得する内容に大満足。
負けた試合だが将来へ「大きな自信を持たせてくれた試合」として脳裏に深く刻み込まれている。
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◇【速報】1回戦・深川一已バトルス(空知)×中の島ファイターズ少年野球団(札幌)
(記者の目・中山武雄)
夢である「甲子園出場・優勝」を果たすために目標をしっかり定める山田君。
そのためには中学から硬式野球に挑みます-と明言する言動には頼もしさを感じます。
尊敬する兄を慕って目標に向かう姿が浮かびます。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科ス ポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック