また、ボールが投げられるようになった!
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また、ボールが投げられるようになった!
ヒジ手術をして復活誓う札幌東シニアの藤田君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)での今月の「院内で見つけたアスリート」は、リトルシニアリーグ・札幌東シニアの藤田裕貴君(13、中2)を紹介する。藤田君は今年6月、ヒジの軟骨が磨り減ってボールが投げられなくなり、たきうち整形外科スポーツクリニック院長の瀧内敏朗医師から外来で直々に手術を受けた。手術経過も良好、週2回のリハビリも頑張って待ち望んでいた投球もできるようになった。「院長、リハビリの先生が良くしてくれたので、僕も頑張ることができた。これで見通しがついたので、最高にうれしい」と、来季へやる気満々の表情を浮かべていた。
「院内で見つけたアスリート」
▽ 藤田 裕貴君(13、中学2年、サード=164センチ、58キロ)ノースブラザーズ-札幌東シニア
ヒジの軟骨損傷(軟骨磨耗)は、やはり投げ方が悪かったために起きた怪我だった。藤田君にとって初めての怪我だったので、不安がいっぱいだった。「まさか手術になるとは思ってもいなかった」と本人が振り返るように、ヒザの軟骨を磨り減ったヒジに移植するという、ちょっと大掛かりなものになったが3カ月のリハビリ経過も極めて順調でバットスイングはもちろん、待望の投球もできるようになった。うれしさを隠し切れない表情で「手術してよかった」と話す。小さいころから思い描いてきた「甲子園出場の夢」もこの手術によって繋がれ、また希望の道を走ることができることになった。
小学3年から野球を始めた藤田君。6年生までキャッチャーをやっていて、中学1年から自ら志願してサードになった。「体で止めるプレー」は捕手の経験からサードでも生かされ、守備には自信を持っている。打撃も2年生になって上向き、自分なりに成長を感じてのシーズンインだったが、怪我という思わぬアクシデントで今季は悔しい結果となったが、それだけに来季にかける意気込みはこれまでとは違う強いものがある。「今は完ぺきに治すことしか考えていません」、すべては来季に備えて完全復活を目指すためだ。リハビリのほかに週3回は“自主トレ”で、バットスイング、走り込みをして体力アップを図っている。「高校野球でレギュラーを取って、甲子園に行くこと」が一番の目標とする藤田君。リハビリ治療にも熱心に取り組み、夢に向かって再び走り出した。
(記者の目・中山 武雄) 野球少年たちの大方の夢は「将来・プロ野球選手」と答えるが、藤田君は迷わず「甲子園」と答えた。当然、プロ野球への憧れはあるとは思うが、より現実的な夢を第一目標に掲げ、その目標に向かってしっかりと成し遂げるタイプと見受けられた。自分の一番いいところは-との質問に「大きな声を出してプレーすること」と、小さな声で答えてくれた。取材中のイメージとは逆にリーダー的存在とともに、チームの牽引車になりえる素質を持ち合わせている気がした。
☆たきうち整形外科スポーツクリニック☆
▽診療時間▽
◎昼の部:午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
◎ 夜の部:午後4時30分~午後8時
※水曜日は夜の部のみの診療
◎ 休診日:日祝日、第2・4・5土曜日
豊富な知識と経験を持つ専門医師とリハビリスタッフ
同クリニックは、札幌市中央区南1西6という立地条件に恵まれた位置にある上、豊富な知識と経験を持つ医師、リハビリスタッフがそろっており、スポーツ障害患者らの信頼度が高い。閉塞感のない最新鋭のオープンMRIを導入し、より精密な画像診断で損傷状態を把握、適切な診断を提供している。院長の瀧内敏朗医師は、プロ野球チームの帯同ドクターを務めた経験を持ち、道内高校野球大会のスポーツドクターも担当している。当ストライクのサイトでもおなじみの「フォームチェック」をわかりやすく解説し、好評だ。また、スポーツの専門知識を持った理学療法士が充実した機器を用いて運動療法、物理療法を施している。リハビリ室には硬式ボールで全力投球できるスペースもあり、まさにその場で回復度合いがチェックできる、患者にとってはうれしい施設。そのほか温浴療法装置、低周波治療器、超音波治療器、筋力測定器など設備は万全だ。
当サイトで掲載した「ドクターのフォームチェック」
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属
第8回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリーズ所属
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック
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