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旭川大雪8年連続11度目V 準V札幌豊平<アシックス旗>

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8年連続11度目の優勝を掴む旭川大雪ナイン




私の甲子園~僕の最後の夏

アシックス旗争奪第33回春季北海道大会は29日、岩見沢市栗沢球場で3位決定戦と決勝が行われ、決勝で旭川大雪ボーイズが7-3で札幌豊平ボーイズを下し、8年連続11度目の優勝を果たした。

3位決定戦では旭川大雪ボーイズ(B)が苫小牧ボーイズを15-4の五回コールドゲームで勝利した。

 

決勝・3位決定戦から表彰選手が選ばれた。

決勝は最優秀選手賞に旭川大雪ボーイズの柴田悠叶(3年・永山西クラブ出身)、優秀選手賞に加藤遙真(3年・東川大雪野球少年団出身)、札幌豊平ボーイズの井上蒼大(3年・中の島ファイターズ少年野球団出身)が選ばれた。

3位決定戦では優秀選手賞に旭川大雪ボーイズの市川大心(2年・愛宕東スーパースターズ出身)、苫小牧ボーイズの大宮瑛太(3年・北星有珠の沢ホークス出身)。

 

決勝で表彰を受けた選手たち写真左から加藤遙、柴田(旭川大雪)、井上(札幌豊平)

 

3位決定戦より表彰選手、写真左から大宮(苫小牧)、市川(旭川大雪)

 

◆決 勝(29日、栗沢球場)

旭川大雪ボーイズ7-3札幌豊平ボーイズ

札幌豊平ボーイズ
0100002=3
002023x=7
旭川大雪ボーイズ
(豊)松本、井上、小野寺-工藤潤
(旭)松木、谷口、後藤、菅原-佐々木侠
▽本塁打:井上(豊)
▽三塁打:水口、佐藤(旭)
▽二塁打:中村(豊)、加藤遙、加藤大(旭)

 

◆3位決定戦(29日、栗沢球場)

旭川大雪ボーイズ(B)15-4苫小牧ボーイズ

旭川大雪ボーイズ(B)
08007=15
00040=4
苫小牧
(五回コールドゲーム)
(旭)佐藤賢、森山(4回)、佐藤賢(4回)−市川
(苫)加賀谷、熊谷(4回)、経塚(5回)−成田
▽三塁打 荻子(旭)
▽二塁打 佐藤賢(旭)、熊谷、経塚、橋場(苫)

 




 

終始落ち着いた戦いぶりの「旭川大雪」

二回に札幌豊平ボーイズの井上蒼大(3年・中の島ファイターズ少年野球団出身)にソロ本塁打で1点先制されるも、三回に相手先発・松本 健(3年・スターキングス出身)を攻め、無死一塁から1番・水口叶夢(3年・愛宕東スーパースターズ出身)の左中間を破るタイムリー三塁打で同点とした。

さらに3番・加藤大知(3年・忠和サンダース出身)の左越タイムリー二塁打で逆転。

五回には6番・佐藤煌太(3年・神楽野球少年団出身)の右犠飛などで2点。

結果、これが決勝点となった。

六回にも3点を挙げ突き放した。

 

投げては松木瞭弥(3年・近文レッドライナーズ出身)、谷口渉翔(3年・上富良野ジャガーズ出身)、後藤優弥(3年・陵雲ファイターズ出身)、菅原叶夢(3年・神楽野球少年団出身)の4人の継投で強打・札幌豊平打線を七回、10安打2四球と走者を許すも2つのダブルプレーなど要所を抑え3失点で逃げ切った。

 

西大條敏志監督は「先発の松木が平常心で投げてくれた。選手たちには全国8強を経験したことで“うぬぼれ”が起らぬよう注意している。試合前には気負いすぎることなく落ち着いて臨むよう伝えた」と淡々とインタビューに答えてくれた。

 

先発の松木投手(旭川大雪)

 

優秀選手賞にも選ばれた加藤遙(旭川大雪)

 

四回から好リリーフした後藤投手(旭川大雪)

 

8年連続11度目の優勝を飾った旭川大雪ボーイズ

 




 

小兵・柴田がMVPに選出!

9番・セカンドで脇役に徹する柴田が脚光を浴びた。

この日、3打数2安打。

2安打ともに内野安打で出塁し、上位打線につなぎ三回の同点機と六回の加点に貢献した。

持ち味は50M6.6秒の足。

既に、相手チームからのマークも厳しく警戒されている。

出塁すれば数多くの牽制をもらうなど目に見えないプレッシャーを与え続ける貴重な選手だ。

「塁に出れば足が持ち味なので」とはにかんだ。

3月の全国大会では-。

3回戦で対戦した町田ボーイズ(東京都)戦で、フェンス直撃弾を放つなど3打数2安打と活躍した。

小兵ながらパンチ力も秘めた9番バッターにこれからも注目だ。

最優秀選手賞の柴田(旭川大雪)

 

目指す先はジャイアンツカップ!

主将でありチームのリードオフマン水口は「ベンチ全員が先制されても絶対に取り返せると思って戦っていました」と試合後、胸を張った。

水口はこの日、4打数1安打。

第2打席で放った左中間を破るタイムリー三塁打は三回の同点弾となった。

そんな水口主将の目指す先は全国舞台のジャイアンツカップだ!

3月の全国大会では準々決勝で生駒ボーイズ(奈良県)に4-5とあと1点届かなかった。

そんな生駒は決勝で延長九回の末、春日ボーイズに7-8と大接戦で準優勝。

ボーイズリーグの最高峰との戦いで自信と悔しさの両輪を掴んだことでチーム力は加速度的に上がっている。

三回に同点打となるタイムリー三塁打を放つ写真左水口(旭川大雪)、写真右東(札幌豊平)

 




 

札幌豊平、リベンジは次戦へ

昨秋、全国切符を懸けた秋季北海道大会・決勝でリードするも終盤粘られ八回延長の末、涙した相手が旭川大雪ボーイズだった。

あの日のリベンジと迎えた決勝戦。

4番・投手で先発起用の予定だった前川漣太郎(3年・中の島ビックタイガース出身)が、体調不良で急遽先発出場を回避した。

少なからず動揺が走った札幌豊平ボーイズだったが、代わった先発投手の松本、四回から井上、五回からは小野寺泰星(3年 ニュースターズ出身)と前川の分までと投手陣が奮闘するも旭川大雪の攻撃の手を完全に緩めることはできなかった。

 

先制は柵越え本塁打-。

二回、一死から7番・井上が2球目を捕らえた打球はグングンとレフトの頭上を越え柵越え本塁打が均衡を破る先制弾となった。

試合後の井上は「カウントは1ストライクから真ん中高めを捉えた、先制点が欲しい場面で打てて良かった。しかし試合終盤、失点してしまった。修正してまた旭川大雪と対戦できればリベンジしたい」としっかりと前を向いた。

 

急遽先発登板となった松本投手(札幌豊平)

 

先制のソロ本塁打を放った井上(札幌豊平)

 

最終回、粘り見せる!

1-7と6点を追う七回、8番・山下晴楽(3年・藻岩ライオンズ出身)に代わって代打・前田創大(3年・緑丘ホーマーズ出身)が、右前で出塁。

次打者四球で無死、一、二塁とチャンスを作った。

この場面で2番・藤原翔太(3年・中の島ファイターズ出身)、4番・野崎創太(3年・羊ヶ丘ブルースターズ出身)のタイムリーで2点を返す粘りを見せるも反撃もここまで3-7で涙した。

黒岩公二監督は「本来、4番の前川が出場できなかったことは大きい」と球場をあとにした。

準優勝の札幌豊平ナイン

 

準優勝の札幌豊平ボーイズ

 

<発行人>

同リーグは4日からスポーツ報知杯が開幕し、12日からはいよいよ全国大会一次予選の第33回北海道支部春季リーグ戦が開幕する。

 

アシックス旗では旭川大雪ボーイズの良いところばかりが目立った。

水口主将を中心に攻守で落ち着いたプレーが随所で目についた。

同選手の推進力は相当なものだ。

また四回から3番手としてマウンドに上がった後藤投手もストレート、カーブ、チェンジアップを効果的に投じ、佐々木侠羅捕手(3年・富良野東ドングリーズ出身)の好リードにも支えられ見事なピッチングが光った。

西大條監督は、選手個々の能力を連動させ1つのエネルギーに集約させる能力が高いとも思う。

 

札幌豊平ボーイズは一年を通してグラウンド練習を行うなど良く鍛え上げられたチームだ。

満を持して臨んだ決勝だったが、エースで四番を欠いての決勝はやはり悔しさを残した。

次戦こそ全員そろって挑みたい。

この悔しさがリベンジの導火線となることは言うまでもない!

 




 

◇3位決定戦

2年生チームで挑んだ旭川大雪ボーイズ(B)が、2年生を中心に構成された苫小牧ボーイズを15-4の五回コールドゲームで下し、3位決定戦を制した。

 

旭川大雪は0-0で迎えた二回、打者12人で長単5安打2四死球で敵失にも乗じて大量8点を奪い試合の主導権を握った。

五回にも打者12人で6安打と敵失に乗じて7点を奪いダメを押した。

投げては三回まで無失点の佐藤賢介(2年・旭稜野球少年団出身)に代わって、四回から森山蒼羅(2年・上富良野ジャガーズ出身)が登板するも苫小牧打線につかまり打者5人で降板。

再び佐藤賢が登板し苫小牧打線の勢いを止め勝利に貢献した。

旭川大雪Bチームは2年生チームらしからぬ落ち着きのあるチームで、危なげない守備力と先発全員ミート力の高い攻撃陣が揃っていた。

第3位の旭川大雪ボーイズ(B)

 

苫小牧ボーイズはパンチ力のある打者が揃い、特に3番を担う熊谷琉心(2年・明柳ジャイアンツ出身)、5番・経塚大雅(2年・拓勇ファイターズ出身)、7番・橋場太一(2年・厚真ファイターズ出身)と長打を放つなど存在感を見せていた。

また同チームの1年生は学童時代、苫小牧選抜にも選ばれた精鋭12人に加え16人が入団するなど今後楽しみな選手が揃った。

今後も注目だ。

第4位の苫小牧ボーイズ

 

協力:公益財団法人日本少年野球連盟 北海道支部




ストライク発行人 大川

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A、リトルリーグのグランドサイズについて
①内野:一辺18.29mの正方形
②外野フェンスまでの距離:60.95m以上
③バッターボックス:縦1.82m、横0,91mの長方形
④投手板前縁から本塁後部先端までの距離:14,02m

B、試合球について
①プロ野球と同じボールを使用
②重さ:141.7g~148.8gで、周囲が22.9cm~23.5cm

C、バットについて
①木製でも金属製でも構わない
②長さ:83.8cm以下
③直径:5.7cm以下
④金属バットで:2018年よりバット本体にUSAが明記されていること

D、ヘルメットについて
①両耳付きの物を1チームで最低7個必要(顎紐については、「付いている物が望ましい」顎ガードについては、「任意で良い」)
②打者、次打者、前走者及びコーチはヘルメットを着用すること(コーチについて「着用が望ましい」)
E、スパイクについて
①ゴム製のみ使用可(金属製は使用不可)、また選手は同一のスパイクをチームで統一すること
F、プロテクターについて
①キヤッチャー(捕手):金属、ファイバー、プラスチック製のいずれかのカップサポーターと襟付きの長い胸当て・のど当て・脛当て・キャッチャー用ヘルメットを必ず着用すること

G、ミット(グラブ)について
①捕手は捕手用ミット(一塁手用ミットまたは野手用グラブとは違う)を使用しなければならない。
手を保護できる物であれば、形状・サイズ・重さの制限はない。
②一塁手は縦(先端から末端まで)が30.5cm以下、横(親指のまたからグラブの外線まで)が20.3cm以下のグラブまたはミットが使える。
重さの制限は無い。
③一塁手と捕手以外の各野手は、縦が30.5cm以下、横(親指からグラブの外線まで)が19.4cm以下のグラブを使用できる。
重さの制限は無い。
④投手はミットの縦目、紐、網を含めた全体が、一色でなければならない。(白色または灰色は不可)

H、投球制限について(リトルリーグ年齢にて)
①11-12歳:1日最大85球
②9-10歳:1日最大75球
③選手が1日に66球以上の投球をした場合、4日間の休息が必要。
④選手が1日に51~65球の投球をした場合、3日間の休息が必要。
⑤選手が1日に36~50球の投球をした場合、2日間の休息が必要。
⑥選手が1日に21~35球の投球をした場合、1日間の休息が必要。
⑦選手が1日に1=20球以下の投球をした場合、休息日は必要ない。

I、選手登録について
①全日本選手権の選手登録は、9名以上14名までの登録
※14名出場ルール(先発出場選手は、1回に限り再出場可能等)
②その他大会での選手登録は、9名以上20名までの登録 
※通常の野球ルール(再出場は無い)

J、その他について
①リトルリーグでは、投手が投球した球が打者にとどく前や、打者が打球を打つ前に走者は塁を離れてはいけないことになってます。これに違反し塁から早く離れて得点しても、その得点は認められませんし、走者はアウトになりませんが、元の塁に戻らなければなりません。
②試合で41球以上の投球をした投手は、その日は捕手を務めてはならない。
※北海道連盟特別ルールでは、
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③試合で3イニング捕手を務めた選手は、その日投手に付くことは出来ない。
※北海道特別ルールでは、
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