シニア合同開会式開幕!
感謝の気持ちを力に換えて
リトルシニア(中学生硬式野球)の春季大会が4月23日(土)札幌麻生球場で開幕した。今回の3大会合同開会式には全道より35チームが参加。「感謝の気持ちを忘れずに各大会に臨んで欲しい」と同連盟・理事長伊藤儀隆氏。去る3月11日の東日本大震災により被害が出ている中、当シニアリーグ東北連盟のチームにおいても津波によるグラウンド、野球用具流失などの被害のほか、家屋が倒壊し現在も避難所での生活を余儀なくされている選手が数名いる。「僕たちと同じ中学生を含む沢山の尊い命が奪われた、がんばろう日本!感謝の気持ちを力に換えともに汗を流した仲間を信じ全力でプレーします!」と留萌シニア球団主将丹野捷斗君が心に響く宣誓をした。大会結果はこちら
どさんこ全国での活躍!
また先般(3月27日~4月2日大阪府)行われた第17回全国選抜野球大会へ出場した小樽チーム・とかち帯広・苫小牧チームが出場し苫小牧がベスト8。小樽はベスト4の活躍。優秀選手賞に小樽チーム・金子裕生君。ベストナイン(外野手)に小樽チーム下村 優樹君らが選ばれた。
予選ブロックが6ブロックに!
近年のチーム数増加に伴い、リーグ戦が4ブロックから6ブロックとなった。 上位2チームの12チームと各リーグの3位チーム上位4チームの計16チームが、5月15日から行われる決勝トーナメントで争う。
[ブロック増加を、監督長藤原氏に聞いた]
連盟側から監督会へ打診があった!
35チームで従来の4ブロック総当たり戦では、日程調整が難しくブロックを増やす他ない!と検討していた。色々な案も出た、高校野球の様な南・北で分けは・・・、という話もあったが、線引きの難しさや札幌にチームが集中していることもありハードルは高かった。当初4ブロックの2倍の8ブロックも考えたが、試合数の問題で今回決まった6ブロックでひとまず着地した。今まで上位2チームが決勝トーナメント進出だったが3位チームにもチャンスの芽が出た。
また促進ルールが今シーズンから導入されることも初。7回まで決着がつかない場合、9回まで延長戦を行い10回から一死満塁からの促進ルールを適用する。「少年野球ではお馴染みですが、シニアの監督は最初戸惑うと思うよ、まず今シーズンこれでやって問題があれば話し合いの場をもちみんなで子供たちのために模索したい」と藤原監督。
今シーズン創部35周年を迎える札幌白石シニア球団。ユニフォームも新調し2011挑む。記者のイメージでは、ユニフォームは レッドソックス、足元を見ると横浜高校のような、とにかく強そ~でした。チームの主将角谷亮太君にチームの調子を聞いた!「今まで3年間頑張ってきた仲間を信じ、つなぐ野球でリーグ戦を勝ち上がりたい!打席では逆方向に良い打球を打ち!ピッチングでは直球勝負で勝ち上がりたい」と力強く語ってくれた。チームのキーマンは大畠君・大川原君・水野君の活躍を信じていると語ってくれた。