初めての硬式野球に挑戦する札工高の三亀君
今月の「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」は札幌工業高の新1年生、三亀貴大君を紹介する。三亀君は中学まで軟式1本でやってきたが、この春からは硬式野球に挑戦し、あこがれの甲子園出場を目指す。
▽三亀 貴大(15、札工高1年=投手、内野手、160センチ、52キロ)札幌・幌西フェニックス-札幌伏見中軟式野球部
この春から初めて硬式野球に挑戦する三亀君は、あこがれの甲子園に直結する高校野球に大きな希望を抱き、闘志満々だ。小学、中学は軟式野球1本で活躍してきたが、「常にぎりぎりプレーで挑んできた」ため、けがも多かった。今回のけがは、中3の昨年8月に投手の生命線でもある右ヒジの軟骨がはがれ、1カ月後に軟骨移植手術をする大きなものだった。
それから毎週、「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院し、リハビリに励んできた。「リハビリの先生のお陰で順調に回復、今は完治の状態です」と三亀君。それでも、フォームチェックなどの指導を受けるため、まだ通院するという。右ヒジが下がっていたため、けがの発症につながったので、今はフォーム改善に向かって調整している。
「フォームも完全なものになりつつあります。あとは元の体力に戻すことです」。表情も明るく、チェックしながら徹底してシャドーピッチングに時間を費やしている。高校でも投手を目指している三亀君にとっては、順調な回復経過が何よりの励みだ。今一番の目標は、1年生からのレギュラー取りと全道大会出場(チーム)の二つ。「難しいと思うが全力で当たっていきます」と張り切っている。この春休みも母校中学の部活に参加して、バッティングなどみっちり練習してきた。あとはシーズン開幕を待つだけだ。
(記者の目・中山 武雄) けがにもめげず頑張る精神は、今後の活躍に大きな未来が感じる。警察官など人を助ける仕事に就きたい、と将来の目標もしっかり立てているところは素晴らしい。何事も初心を忘れないで頑張ってほしい。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
同院は札幌の都心部に位置し、腰痛・膝痛などの通常の整形外科疾患はもちろん、スポーツ障害・外傷に対して、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして名高い。
瀧内敏朗院長は、プロ野球の帯同ドクターや、高校野球全道大会の担当医師を務めるなどスポーツ障害治療の第一人者として活躍している。
リハビリ担当の理学療法士も豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な復帰をサポートしている。当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「たきうちプレス ドクターのフォームチェック」は野球少年たちの間で評判を呼んだ。
「ドクターのフォームチェック」(バックナンバー)
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリーズ所属(現在札幌北シニア)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
★診療時間(受付)
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみの診療)
★休診日 日・祝日、第2、4、5土曜日
★下肢外来 4月から毎週水曜日に。診療時間は午後5時から同7時まで
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック