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2013センバツ! THE高校野球ウォッチ!

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阪神甲子園球場

5日目第1試合(2回戦)
済美(四国)-広陵(中国)

一回戦で「当たってしまった」この好カード。

ネット裏の名物おじさん、「ラガーさん」(笑)でなくとも大注目のカードだ。

特に注目は、好投手の先発二人。

広陵・下石、済美・安楽という超高校級な二人は、想像以上の投げ合いを見せてくれた。

広陵・下石投手は、ピッチャーでありながら、この試合は1番打者という「離れ技」も見せた。これは、いかに彼が好投手である前に野球選手として優れているかがわかる。

一方の済美・安楽投手も「プロっぽい顔つき」で152kmをマーク。が、しかし、なんと彼は2年生。

ドラフト会議でいえば「2014年」物である。

顔だけではなく、186cm84kgの体格は、文句なしの2014年ドラ1候補だ。

これだけでも見応えがあるであろうゲームが、「広陵vs済美」という甲子園優勝経験チーム同士ということで、「試合展開」にもその興味がわく。

その試合、5回までは0-0。

後日談だが、「遠軽vs大阪桐蔭」戦がそうだったように、グラウンド整備後の6回に試合は動いた。

際(きわ)に「ボールを運び」主審を悩ませていた広陵・下石投手のコントロールが微妙に狂い、得意のスライダーと内角ストレートを痛打され3失点。

しかし、スライダーを痛打される前、同じスライダーで三振を奪うもキャッチャーが捕れずに振り逃げとなりピンチを迎えるという伏線があった。

結果的には、パスボールを恐れたスライダーが微妙に甘くなり痛打されることに。

今更だが、投手のメンタルとは難しいもの・・・

だが、試合は終わらない。

これだけの投手同士の投げ合いでも3点差は「安全圏」ではなかった。春とはいえ、まさに「THE高校野球」諦めては絶対にいけないのだ。

9回表の広陵は、ここまで済美・安楽投手に150球もの球数を投げらせてきたことが最終回で意味を持つ。

ストレートに対してポイントが近めだった広陵の各打者が自信を持って「振って」きた。

しかも、代打も起用しての同点劇。

チャンスで代打の「全員野球」まさに高校野球の醍醐味だ。

この勢いで「広陵のゲーム」かと思いきや、大会初の延長戦は13回裏、ファーストへのタイムリー内野安打でゲームセット。試合は、2年生エースの安楽に軍配が上がった。

☆済美4-3広陵(延長13回サヨナラ)

ともに200球を超えても最後まで投げ合い、ともに代打を起用し「全員野球」で戦うという、夏の大一番のような試合は、春のセンバツの“一”(いち)試合として人知れず幕を降ろした・・・

佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表

ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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