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「たきうち整形外科スポーツクリニック」院長瀧内敏朗氏

今回からシリーズで紹介する「ドクターのフォームチェック」を連載します。『たうち整形外科スポーツクリニック』院長瀧内氏によるドクター目線からのケガがしにくいフォームを軸に解説。

ごあいさつ

皆様お久しぶりです。今回から「ドクターのフォームチェック」のコーナーを受け持つことになりました瀧内です。よろしくお願いいたします。




今回ストライクさんから連続写真をお預かりした選手は、岩見沢シニアの高田投手と小樽シニアの金子投手です。枚数が少なく情報量が十分ではないのですが、二人とも同じ位置から撮影されており、お互いの良い点と改善すべき点が比較できる点で解説しやすく、理解しやすいのではないかと思います。

『ドクターのフォームチェック』

 

金子投手 1枚目

高田投手 1枚目

金子投手 2枚目

高田投手 2枚目

1、2枚目はワインドアップから軸足をプレートに入れ、左足を引き上げたところです。この時、二人の軸足の向きに注目して下さい。スパイクのベロにあるメーカーのマークがカメラの方に向いているのが金子投手、どちらかと言うとショートの方向を向いているのが高田投手です。これは、金子投手の方がつま先がより投球する本塁方向に向いていることを意味しており、多分かかとがプレートに接触しているだろうと想像できます。さらに、スキーやスケートの内エッジを利かせるように足の裏が内側下がりに傾いています。この方がインステップせずに重心をキャッチャーに向かって真っすぐ落として行けるので、軸足の使い方は金子投手の方がうまい、と言えます。




金子投手 3枚目

高田投手 3枚目

金子投手 4枚目

金子投手 5枚目

高田投手 4枚目

高田投手 5枚目

3枚目は左足をショート方向に蹴り出し左のお尻を投球方向に落として行く、ヒップファーストのフェーズです。この場面で高田投手はきれいなヒップファーストが出来ており、左肩越しに横目でミットを見ています。その結果、4枚目のように左肩の開きが抑えられ、5枚目でも両肩の向きと骨盤の向きの捻転差が保たれています。この捻りを戻す動きが体幹部のスピンであり、左の脇腹にある腹斜筋が最も有効に働くためアームスイングが早くなり、球速が出るのです。この、捻転差を作るのが世界で最もうまいのがダルビッシュ投手です。是非、彼の投球フォームの連続写真を見て下さい。高田投手の5枚目はダルビッシュにそっくりですよ。

一方、金子投手は4枚目で両肩と骨盤の向きの捻転差がなく、体幹部の筋力を有効に使えていません。そのため5枚目ですでにいわゆるTOPの位置に肘が上がってしまっていますが、TOPの形は大変きれいでよく胸が張れています。つまり、金子投手は体幹の力はうまく使えていないけれども、十分に張った胸に力を貯めて投げている、と言えます。




金子投手 6枚目

高田投手 6枚目

二人とも5枚目と6枚目の間のより細かい連続写真がないので加速期の肘の使い方を見ることが出来ないのですが、高田投手の6枚目ではリストが後ろに曲がっておらず肘が前に出ているので、肘が下がらず腕がしなって見える、故障の少ないきれいな加速期を経て6枚目に到ったであろうことが想像できます。金子投手の6枚目もボールをリリースした後でリストが下向きに折れていないことから、リストのスナップが利いてしまう肘下がりの加速期ではないことでしょう。




金子投手 7枚目

金子投手 8枚目

高田投手 7枚目

高田投手 8枚目

次はフィニッシュですが、7枚目では金子投手の方が上体を大きく回旋させており、後ろ足が跳ね上がっています。8枚目でも金子投手は大きく回旋した結果背番号が見えており、右足の着地位置も左足を大きく踏み越しています。この違いは、1、2枚目での軸足の向きが原因です。金子投手は軸足の使い方がうまいのでセンターからわずかにアウトステップ気味に左足を着地しやすく、上体をきれいに回旋させられるのです。高田投手は軸足のつま先が開くため左足がインステップしていると思われます。その結果、上体の回旋が不十分になっているのです。ただし、二人とも7枚目では腕が体幹に巻きつくところまで振り切れているし、左膝が崩れないので支点がしっかりしておりボールに十分に力を伝えられているはずです。

二人とも、中学生としては完成度の高い良い投手です。今回の連続写真から、もしも二人が全く同じ体格と運動能力を持っていると仮定すると、高田投手の方が球速は早いけどストレートが若干シュートして荒れ気味な力投型、金子投手は球速はそこそこながらコントロールミスが少なくコーナーを丁寧につける安定型、という風に想像できます。お互いの良い点を合わせると、球速が早くてコントロールも良い、素晴らしい投手になれるに違いないでしょう。是非頑張って下さい。




[院内で見つけたアスリートたち!]

逸見春華さん:北都中

●逸見春華さん(北都中3年:ソフトボールプレイヤー)
ソフトボールとの出会いは小学校3年生札苗ライナーズから。現在ポジションは小学5年からのキャッチャー、初めてのケガにもしっかりとした目標を見定めケガがしにくいフォーム習得に汗を流していた。
目標は中体連で全国大会へ出場すること。

大平裕人くん:山の手ベアーズ

●大平裕人くん(小学4年:山の手ベアーズ 137cm)
昨年の8月頃より痛めた肩の治療に、フォーム改善を図って来院した。「ここは夜間診療PM8:00までしていただけるのがありがたいと母大平さん」土曜のピッチングを見て調子が悪いときはここに来てフォームチェックにくることもあるとっても心強い病院。大平君は3年生から入団、チームでは昨年は3年生ながら4年生大会で投手・サードで活躍!成績はかぼちゃ大会準優勝・学童4年生大会ベスト16。今年の目標は学童4年生大会優勝。

高橋海渡くん:ニュースターズ

●高橋海渡くん(小学6年:ニュースターズ 152cm 45kg)
野球を始めたのは2年生!当時はサッカーの方に興味があったとか・・?父も元球児・母も元野球部マネージャー根っからの野球一家!海渡くんが野球を始めるまでにはそれほど時間はかからなかったようだ。目標は中央区予選を勝ち上がり本大会へ進み上位を狙うこと。またチームではキャプテンを務める技術的にも精神的にも引っ張っていける選手を目指すそうだ。

中山賢祥くん:真駒内シニア-藤野ベアーズ出身

●中山賢祥くん(中学3年:札幌真駒内シニア 173cm 64kg)
先日黒松内で、公式戦初出場を決めた中山くん。昨年はケガで公式戦出場なし、今シーズンに賭け昨年9月に手術をしていた!現在もフォーム調整のため来院を続けているそうだ。
元々左投げ・・・?えっホント? 子供のころストラックアウトであまりにも当たらなかったから右投げにしたとか。凄いエピソード!野球は5年生からで元はサッカー少年だったとか。

聞き手:大川祐市

協力:たきうち整形外科スポーツクリニック
写真:ベースボール北海道STRIKE




ストライク発行人 大川

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