プロ選手を夢見て…羊ケ丘シニアの戸田君
(羊ケ丘アスリート戸田)
「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)に通院する今年最初の「院内で見つけたアスリート」は、中学硬式野球の札幌羊ケ丘シニアの戸田康貴君(東月寒中1年)を紹介する。投手、外野手の戸田君は昨年11月の練習中に野球肩が発症し「羊ケ丘病院」で治療・リハビリを受けている。初期の段階だったため、幸い症状も軽くホッと胸をなでおろし早期復帰に向けて頑張っている。
▽戸田 康貴(東月寒中1年=投手、外野手、175センチ、60キロ)東月寒レオンズ-札幌羊ケ丘シニア
病名はリトルリーガーズ・ショルダー、いわいる投げ過ぎなどによる野球肩。成長期の野球少年に多く見られる肩関節の損傷(軟骨)だ。小学生から投手をやってきた戸田君も例外にもれず昨年11月の練習中に発症した。キャッチボールをしていたとき、急に肩が外れたような症状になった。診断した結果、軟骨が開いた状態になって損傷していた。それまで肩の故障がなかったので、「そのときは何が起きたのか、本当にビックリした」と振り返る。今はキャッチボールもできるのでリハビリのほか、通常のチーム練習にも加わり仲間とともに全国制覇を目標に汗を流している。
小学生の東月寒レオンズ時代は投手・捕手で4番、キャプテンも務めた。中学になってから投球にもみがきがかかり、変化球(カーブ)には自信を持っている。チェンジアップ、シンカーも投げるなど、好きな投手を続けるため研究は怠らない。「チームの練習内容もすごく充実しているので、頑張りがいがある」と話す。オフの間に完全にけがを治して「レギュラー取りを目指して出直します」と再起を誓う。将来の夢は「プロ野球選手」と目標をはっきり見据え、リハビリに励む毎日だ。
(記者の目・中山武雄) 夢はプロ野球選手-。夢は大きければ大きいほどいいことだ。そのためには何をすれば達成できるのか、日ごろの練習にもはっきりとした目標ができるはず。夢を捨てたとき、目標も一緒に消えます。自分の力を信じて、自信を持って突き進んでほしい。
「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」
JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅から徒歩5分と利便性に恵まれた「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目、南郷通り沿い・厚別消防署向かい)は、整形外科の専門病院として地域医療の期待にこたえ、充実した医療を提供している。肩、ヒジ、手、首など部位別の専門ドクターをそろえており、リハビリテーション科には40人を超える理学療法士がリハビリを担当するなど、専門病院ならではの満足内容に患者からの信頼も厚い。
病院長の岡村健司医師は当ストライク・サイトの「野球肩って何?」でおなじみのドクター。自身も高校球児で活躍したが、肩を壊して野球を断念するという辛い経験を持ち、患者の立場になって治療をできる医師として名高く、手術経験も全国有数の実績を誇る。また、理学療法士の大半が野球、サッカー、スキーなどのアスリートで活躍してきた面々で、こちらも患者の気持ちを十分受け止めて治療に当たっている。
「野球肩って何?」
第1話「その原因」
第2話「投球フォームから」
第3話「どうして起こる」
第4話「症例の中から」
第5話「症例の中から」
第6話「不安定肩」
★受付時間★
平日=(新患・予約なし再来受付)午前8時30分~同11時30分、午後1時~同4時30分
(予約あり再来・リハビリ受付)午前8時~正午、午後0時5分~同4時30分
土曜日=(新患・予約なし再来受付)午前8時30分~同11時30分
(予約あり再来・リハビリ受付)午前8時~正午
休診日=日曜・祭日・年末年始
★問い合わせ★
代表℡ 011-351-2211
外来予約 011-351-2213
リハビリ直通 011-351-2215
取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院