NEW室内練習場から、豊平東シニアの挑戦!
2日、北広島市にある中学硬式野球クラブチーム、創部19年目を迎える『札幌豊平東シニア球団』におじゃました。
この日は風がやや強く湿った雪が降り出す天気。現在のチーム構成は2年20人、1年20人、新入団員の6年生は7人で47人となる。
昨年12月からNEW室内練習場でチーム練習が始まった。武藤理事を中心に父母のの協力の下完成した。
その手作り室内練習場で頑張る札幌豊平東シニアを紹介。昨秋行われた新人戦では、予選リーグを勝ち上がり。
向かえた決勝トーナメント・準々決勝で優勝した札幌新琴似に3-9で敗れた。夢舞台、全国大会を逃した思いは強い。OBには2003年に日ハム入りした渡部 龍一さん(札幌第一高校出身)がいる。
室内練習場を訪れると佐々木監督(59)が出迎えてくれた。
そこは以前のビニールハウスから閉鎖された工場へ。
改装して作られた室内練習場は、床全面人工芝が張り巡らされ薄暗いイメージはなく、照明もしっかり完備され快適な室内に驚かされた。
「まずはブルペンを見てください」と佐々木監督。
手作りのブルペンで投げ込んでいたのは2年右の本格派・森 喬亮君(厚別信濃スターズ出身)とコントロールが持ち味の清水汰一君(白樺MBロジャース出身)が投げていた。
他にも左腕・澤井 巧君(北野リトルメッツ出身)、右腕・中野聡太君(大麻チャイルズ出身)、岩田 歩君(西の里カープジュニア出身)らの投手陣も頑張っていた。
1年からは、萩原弘治君(平岡カウボーイズ出身)や両角龍彦君(小野幌ライオンズ出身)らは課題の球威が増してくるとより一層投手陣にも厚みも増してくる。
また選手同士でフォームチェックをし合うなど意識の高い選手達も多く、春を迎えたとき彼らの成長に期待したい。
◆佐々木鉄也監督(59)に聞いた
二代目監督として就任12年目を迎え、 コーチ経験を含めると15年のキャリアを持つ「戦力は整ってきている。
一昨年全国選抜大会で、一回戦 津シニア(三重県)に1-0と勝利、続く2回戦江戸川中央シニアに0-3で敗れたが、当時の選手達は貴重な経験をした。
今の選手たちにも全国のあの雰囲気をあじ合わせてやりたい」と熱っぽく話された言葉が印象的だった。
▼投手陣
▼森 喬亮投手
厚別信濃スターズ出身 身長175cm 体重66kg
持ち味:ストレートとスライダーのキレが持ち味だが、マウンド上がった時の気持ちの強さが最大の武器。
目標:日本選手権道予選で優勝して神宮に行きます。個人的にはU-15に選ばれるよう頑張りたい。
【打撃陣では】
攻撃陣では中軸の迫力を感じる。3番櫻井太一君(平岡カウボーイズ出身)はミート力抜群の好打者。4番西村壮真君(大谷地ヤングタークス出身)主将でもありよく声が通り、持ち前のパンチ力でチームに勢いをもたらす。
5番野原未来也君(豊幌フェニックス出身)は勝負強さでチーム一の打点を稼ぐ。
▼櫻井選手
平岡カウボーイズ出身 身長170cm 体重73kg
持ち味:広角に打つことができ、打率を残すことができる選手。
目標:去年の先輩たちが果せなかった日本選手権大会の全国の舞台に立つこと。
▼西村選手
大谷地ヤングタークス出身 身長168cm 体重70kg
持ち味:勝負強く、力強いバッティングが持ち味。
目標:一つひとつの試合を大切にして戦い、最終的には全国の舞台で活躍できるよう頑張りたい!
◆渡部 龍一さんは、北海道白老郡白老町出身の元プロ野球選手(捕手)。現在は、北海道日本ハムファイターズのブルペン捕手。父は社会人野球選手・監督でバルセロナオリンピック銅メダリストの渡部勝美。
【お問い合わせ】
入団、体験希望に関するお問合せは
連盟理事 武藤憲市 080-1883-8300
監 督 佐々木鉄也 080-1868-1186
コ ー チ 嶋 守 仁 090-6999-4310
Eメール:toyohira@16.pro.tok2.com
協力:札幌豊平東シニア球団