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リトルシニア 小樽が念願の初優勝

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初優勝に雄たけびをあげる小樽ナイン




リトルシニア野球第39回日本選手権北海道大会決勝(6月25日、札幌・麻生球場)

決勝は、今春ともに全国選抜大会に出場した小樽と苫小牧の好カードとなり、全国ベスト4進出を果たした小樽が苫小牧を3-1で下し、念願の初優勝を飾った。全米選手権日本代表メンバーとして、リトルシニア北海道連盟(伊藤儀隆理事長)からただ一人選ばれたエースの金子裕生投手が貫禄の投球を見せ、5安打1失点で完投した。3位決定戦は札幌大谷が札幌東に9-0と快勝した。上位2チームは8月1日から東京・神宮球場などで行われる日本選手権全国大会に出場する。優勝の小樽は同月開催される中学選手権(ジャイアンツカップ)にも出場する。  (取材・中山 武雄)

誇らしげに優勝記念撮影に収まる小樽チーム

▽決勝

苫小牧  0010000〓1

小 樽  012000x〓3

(苫)中村-日下部

(小)金子-山谷

▽三塁打 下村優

▽3位決定戦

札幌東   00000〓0

札幌大谷 1710x〓9

(五回コールドゲーム)

(東)高野、松本、浅野-阿部

(大)三浦、小山-野嶽

▽二塁打 大畑寿(東)▽三塁打 植松(大)

金子5安打1失点、下村優が勝ち越し三塁打

村上監督を胴上げするナイン

クリーンアップが打って勝ち越し、それをエースが守り切って念願の初優勝をもぎ取った小樽。理想的な試合運びで、苫小牧につけ入るスキを与えなかった。今春の全国選抜大会では全国ベスト4まで進出し、春季全道大会でも準優勝を果たした実力チームは、ノリに乗って今大会に乗り込んできた。1回戦の千歳戦4-2、2回戦の日高戦8-1、準々決勝の札幌南戦2-0、準決勝の札幌東戦5-1と各強豪を危なげなく退けてきた。

伊藤連盟理事長から優勝旗を手渡される

試合を決めたのは同点に追いつかれた三回裏。内野エラーで出塁した9番・佐藤一帆(向陽中3年)を塁に置いて、前の打席でヒットを放っている3番・下村優樹(向陽中3年)がセンターオーバーの三塁打で勝ち越し、続く4番・山谷拓実(末広中3年)の内野安打で下村が返って3点目をあげた。このイニングの小樽の自信にあふれた鮮やかな攻めは、今季の好調さを物語っている。守ってはエースの金子裕生(菁園中3年)が「絶好調ではなかったが・・・」といいながらもしっかり守り、大黒柱の存在感をたっぷりと示した。勝ち越し三塁打を放った下村は「絶対打ってやろうと思って打席に入った」と闘志を見せ、主将の山谷も「自分たちの野球をやって優勝しようと、みんなで誓い合っていた」と、インタビューで頼もしく答えてくれた。今度は全国の舞台。エースの金子は全米選手権の日本代表メンバーなので不在だが、指揮を執る村上武洋監督(45)は「(エース不在は痛いが)うちは打撃のチームなので、全国でもガンガン打って日本一を目指したい」と力強く語っていた。

エース金子、世界に挑戦だ!全米選手権の日本代表メンバーに

優勝の瞬間、ガッツポーズをする金子投手

金子裕生投手

金子裕生投手が7月30日に開幕する「USSSA全米選手権大会」(米国イリノイ州)の日本代表メンバーに選ばれ、晴れて世界の舞台に挑戦する。「北海道のシニアリーガーの代表として、自信を持って精一杯がんばってきます」と金子。今から胸をときめかし、本場アメリカ野球での活躍を楽しみにし、東京で行われる合同合宿(日程未定)に準備万端、調整を図っている。

金子はスピードボールを武器に、切れのある変化球を織り交ぜた頭脳ピッチングをする好投手。春の全国選抜大会でも先発投手を務めて活躍、ベスト4の原動力となった。本人も自信を持っている速球はマックス130キロぐらいのスピードを持ち、今後楽しみな逸材だ。野球を始めたのは小学1年生から。6年生まで軟式少年野球の入船フェニックスに所属し、サードなどで活躍していたが4年生から投手に転向した。父親とは、3歳ぐらいからキャッチボールをしていたというから、根っからの野球好き少年だった。「リトルシニアの小樽に入ってから自信がつきました」と、本人も自覚するようにメキメキと力をつけてきた。将来の夢は「プロ野球選手」とキッパリ。

夢を追いかけて努力も怠らない。チームの練習時間以外に、自宅でも鍛錬している。ほぼ毎日の練習として、ランニング1時間半、素振り1時間ぐらいのメニューをこなしている。これでもあきたらず、自身の課題としているコントロールをつけることにも、日々工夫を重ねる努力家だ。日程重複のため日本選手権全国大会には出場できないが、「ホントはチームの仲間と一緒に戦いたかった」とちょっぴり残念そうな表情。金子の米国遠征はチームの誇りでもある。送り出す村上監督は「どんどん試合に出て体験を積み、さらに強い男に成長して帰ってきてほしい」とエールを送る。家族も金子の最大の応援団だ。両親、姉はもとより、一緒に暮らしている「祖母が一番喜んでくれました」とうれしそうに話す金子。家族の愛情が金子にとって大きなエネルギー源になることは間違いないはずだ。さあ金子投手よ、本場アメリカで北海道野球のレベルの高さを示してきてほしい。そして、存分に世界の舞台を楽しんできてほしい。

(取材・中山 武雄)

準優勝の苫小牧・浜谷千春監督(57)の話 残念のひとこと。投手はがんばていたが、エラーもありムダな失点を与えてしまった。バッティングを鍛えなおして、全国(日本選手権)では春の全国選抜実績のベスト16以上を目指してがんばってきたい。

苫小牧・中村眞人主将 目標は全国優勝。どこのチームにも、気持ちだけは負けないようにみんなでがんばって目標を達成したいです。

準優勝の苫小牧チーム

3位の札幌大谷チーム

4位の札幌東チーム

ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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