けがも完治、新人戦にかける稚内・潮見が丘Fの葛西投手
たきうち整形外科スポーツクリニック(札幌市中央区南1西6)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、2年連続で全道少年軟式野球大会(8月1日~6日、札幌コミュニティドーム)に出場した稚内潮見が丘ファイターズの葛西悠太君(5年)を紹介する。葛西君は右ヒジを痛め(軟骨炎)、昨年のシーズンオフから稚内市から「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通って治療、リハビリに頑張って完全復活した。取材日は全道大会の合間の来院だったが、この日が最後の治療日とあって、けがの完治に表情もすこぶる明るかった。
▽葛西 悠太(稚内潮小5年=投手・セカンド・サード、140センチ、26キロ)
シーズンが終わった昨年の冬に利き腕の右ヒジに痛みが発症し、父親の知人の紹介で稚内市から「たきうち整形外科スポーツクリニック」に月1回の割合で通院してきた。ヒジ軟骨炎と診断され、1か月くらいはボールを投げることが出来ず、はしを持ってもしびれる最悪の状態だった。それが半年を越える治療、リハビリの結果、完全に復活するまでになった。リハビリ担当の理学療法士からフォーム矯正も受けて、以前よりも球の回転がよくなりボールのスピードもアップした。5年生ながらエースナンバー「1」を背負う葛西君にとっては、まさにけがの功名だった。
父親・浩規さん(稚内市役所野球部)の影響で小2の冬から野球を始めた葛西君。昨年は全道少年軟式野球大会に出場し、今年も1回戦(8-5勝利)でセカンド、9番で出場した。「最後まであきらめない」、粘り強い野球信条はチームにとっては頼もしい存在だ。5年生になり自覚も出た。クラスで一番速い足を生かすために、右打者から左打者に切り替え打率アップにつなげた。毎日200回の素振りも始めた。これら、すべては最上級生になる来季を見据えての考えからだ。秋の新人戦は、けがを乗り越え、ひと回り大きくなった「投手・葛西」を見せる覚悟だ。
(記者の目・中山武雄) 成長期真っ盛りの葛西君だが、今の時点ではちょっと小柄だが、大きくなるのはこれからだから心配はない。夢はでっかく、将来をしっかり見ている。「甲子園に行って、プロ選手になる」。そう、夢は大きければ大きいほどいいのだ。夢を持つから実現があるのだ。頑張ってね。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、診療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている「たきうち整形外科スポーツクリニック」。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者として活躍している。リハビリ担当の理学療法士も豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年たちや監督ら指導者の人気コーナーになった。
ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時(現在札幌円山シニア)
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」現在札幌北シニア所属)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
★診療時間(受付)★
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみの診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック