旭川北稜、初陣飾る!
第23回春季全道大会 兼
第17回ミズノ旗争奪全道大会
(25日、札幌麻生球場)
日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟主催。今季から新たにオホーツク管内の大空チームが加盟し35チーム1,200人の選手が参加した。
来賓には女子プロ野球選手で今シーズンから埼玉アストライアに移籍した山崎まりさん(25)と兄弟でプロ野球選手、川端友紀さん(25)らが選手たちに激励の意味で会場に足を運んでくれ開会式に花を添えた。
また入場行進した35チームの中、千歳、留萌、札幌中央の3チームが行動模範賞として選ばれた。
開幕戦は旭川北稜が粘る余市を振り切り7-3で初陣を飾った。
今シーズンから30番の富田健二監督(45)は「春のスタートはどういう形でも良いから勝つことを意識した」と満足そうだった。
※1)山崎まりさんは札幌真駒内シニア球団出身。
また川端さんの兄はヤクルトスワローズ#5川端慎吾内野手(27)として活躍。
昨夏、日本選手権大会に出場した旭川北稜は、逆転勝ちで初陣〇星スタートをきった。
2点リードを許した三回、1番・垣内中陽向の左前と二走で好機。2~3番が敵失で出塁し1点返す。
続く4番・藤原有亮が右中間適時打。5番唐川治也の左犠飛、7番・佐渡虹太の適時打など一挙4点で逆転。
五回にも2本のスクイズなど小技を絡め3点を加わえ、粘る余市を振り切った。
昨夏、日本選手権大会道代表として出場したが、1回戦新潟北によもやの4-5と逆転負け。ズバリ目標は先輩たちが叶わなかった「神宮にいって優勝」ときっぱり。
この勝利、二戦目以降の勢いとしたい。
もう一つの戦い
今回、両先発ともにファイターズジュニア出身。
旭川北稜・唐川投手が2012ファイターズJr 、余市・鈴木一茶が2013ファイターズJrと対戦があり、ひっそりと見守っていた。
軍配は粘りのピッチングで余市の勢いを止めた唐川についたが、三回表・一死走者なしから1番・鈴木が放った打球はセンターをはるかに越える本塁打・推定飛距離121mを放った。
また両チームともに振りの良さも感じた。
厳しい冬季間での練習の成果がしっかりと結果となって表われていた。
(25日・札幌麻生球場)
【Cブロック】
余市
0021000=3
004030x=2
旭川北陵
(余)鈴木一、川内谷‐笠井
(旭)唐川、野尻‐藤原
▽ 本塁打:鈴木一(余)
協力:一般財団法人日本リトルシニア中学野球協会北海道連盟