春季優勝は、西野ファイターズ
◆西区春季大会 ▽決勝戦 西野ファイターズ2-1発寒第一ハンターズ=(10日・札幌農試公園)
西区春季大会準決勝2試合と決勝の3試合が、西区農試公園で行われた。決勝は、西野ファイターズが2-1で発寒第一ハンターズを破り、西区代表としてホクレン旗石狩支部予選とファイターズジュニア王座決定戦札幌支部予選大会のダブル出場を決めた。
優勝した西野ファイターズと準優勝の発寒第一ハンターズは、6月13日から札幌市で行われるホクレン旗石狩支部予選へ西区代表として出場する。
◆決勝
発寒第一ハンターズ
0100000=1
100100×=2
西野ファイターズ
(発)岡田-花田
(西)斉藤、水野-本吉
▽三塁打:山村(西)
▽二塁打:斉藤(西)
◆準決勝
発寒第一ハンターズ9-2宮の沢オリオンズ(五回コールドゲーム)
西野ファイターズ4-2西琴似パンダース
西野が、継投で優勝勝ち取る。
先発斉藤大雅(6年)が、4回1失点。5回から代わったエース水野航士朗(6年)は、3回2四球の無失点に抑え発寒打線を1点に抑え勝利した。決勝打は1-1で迎えた4回、3番・山村 蓮(6年)の右横を抜く三塁打で無死三塁と絶好機に、続く4番・水野が、右前適時打を放ち期待に応えた。水野 健監督(47)は「決勝は苦しい試合でした。けが人もようやく戻り、チームとして足並みが揃い始めてきた。石狩支部では1~2つ勝ちたい」と意気込んだ。同チームは4月11、12日の二日間、全道を見据えて帯広遠征を敢行。対戦相手には全道4強中札内パワーズのほか啓北ドジャース、下音更ガッツ、豊成ファイターズと精力的に春から良い戦い、良い準備ができたようだ。戦力も整いまだまだレベルアップを続ける西野ファイターズに期待だ!
無欲で準Vつかむ
決勝で、あと一歩及ばなかった発寒第一ハンターズは、エース岡田湧斗(6年)を中心に再三のピンチを好守備でしのいだ。印象深いのは、この試合5つのサードゴロがあった。積極的な攻めの守備で、前へ右へ左へ桂田悠友(6年)は、守備範囲が広かった。このプレーがチームに勇気を与え発寒ベンチは沸いた。5回、3点目を狙う西野に傾きかけた流れを、岡田投手の見事な2つのけん制死は大きかった。奥野和美監督(56)は「ここまで上がれたのも子供たちのおかげ。石狩支部では一生懸命頑張るだけ」と無欲で勝ち上がってきた選手たちを称えた。試合は敗れはしたが、惜しいゲーム。ホクレン旗石狩支部、太陽旗では最大の武器「チームワーク」とさらに打撃に磨きをかけ上を目指して欲しい。
【表彰選手】
最優秀選手賞:水野航士朗(西野ファイターズ)
優秀選手賞:岡田湧斗(発寒第一ハンターズ)
殊勲選手賞:山村 蓮(西野ファイターズ)、後藤優華(発寒第一ハンターズ)
敢闘賞:工藤修也(西琴似パンダース)、下谷内大耀(宮の沢オリオンズ)
協力:西区少年軟式野球連盟