開幕へ手ごたえ、石狩中央シニアの大塚君

投球時のひじの下がりもなくなり、完全によくなった大塚君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6)に通院する「院内で見つけたアスリート」の新春第1弾は、リトルシニア石狩中央=中学硬式野球=の大塚悠生君(石狩市花川北中1年)を紹介する。
大塚君は小学生時代、投手・内野手(ショート)で活躍していたが6年生の時に利き腕の右ひじに痛みを感じて同クリニックに通院するようになった。
いわゆる野球ひじの障害が発症したのだが根気強いリハビリの結果、今は完全に復調しシーズン開幕へ大きな手ごたえを感じている。
「ボールを投げても全然痛くない」と笑顔も戻り、チームのメンバーと一緒に厳しいトレーニングに汗を流している。
▽大塚 悠生(13、花川北中1年=ショート、160センチ、47キロ) 石狩市・双葉ツインスターズ-リトルシニア石狩中央
「(投げ方・フォームを)リハビリの先生に教えられ、すごくよくなった」と話す大塚君。小6の後半から利き腕の右ひじを痛めて不安の日々を過ごしてきたが、「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院し診療、リハビリに頑張ってきた結果、その実りも大きい。今では投げても痛みは全然感じることなくプレーに没頭できるまでに状態アップし、今季の開幕を心待ちにしている。
小さいころから父親とよくキャッチボールをしていたこともあり、野球をやっていた兄のあとを追って小学4年生から始めた。少年野球の双葉ツインスターズではショートのほかに投手もやり活躍した。中心選手になった6年時には1番、ショートでホクレン旗、全道選手権に出場し、強豪チームのけん引役を存分に発揮した。また、兵庫県で行われている全国大会ベースボールスピリッツ杯の北海道選抜メンバーにも選ばれ出場するなど潜在能力の高さを示してきた。
足も速く、石狩中央シニアでも1年生チームのけん引役で期待されている。昨秋のチーム紅白戦では2番、ショートで出場しヒットも打った。だが、反省もあった。自信があった守備でエラーミスをしたことだ。大塚君にとっては一番悲しいことだ。「今年はみんなに信頼されるショートになりたい」と、チームの中心選手を目指して気を引き締めて練習に励む覚悟を決めている。
(記者の目・中山武雄) 中学1年生、これからが心技体ともに充実するとき。夢は「プロ野球選手」と、目標もしっかり定めている。取材のあと記者が務める社内で、たまたま石狩中央のチーム関係者に会う機会があり大塚君の取材の件を話すと、「いいセンスしていますよ」と返ってきた。今後の活躍を期待したい。
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている「たきうち整形外科スポーツクリニック」。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年たち、監督ら指導者の人気コーナーになった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ
▽問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地、北辰ビル2階(東急ハンズの向かいのビル)
問い合わせはmail:info@takispo.jp、℡011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆診療時間(受付)☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック