大成功!でも、あえて・・・
新ひだか町三石で行われた「2011北海道知事杯争奪KB秋季野球大会 兼 第6回KB全国中学生秋季野球大会北海道予選会」
悪天候の初日、時間を遅らせながらも試合を行えるグラウンドコンディションに仕上げてくれた三石野球連盟の皆様、
この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
大会も二日目には晴れ間も広がり、秋晴れのなか絶好の野球日和に。
どの試合も「中三生」が持つ技術と「軟式野球出身」の独特な荒削りっぷりが入り混じり、面白いゲームの連続。
結果、優勝は「KB釧路選抜」。
釧路選抜は今年で三連覇を達成!
つき並みですが、全国大会でも頑張ってもらいたい。
また、ストライクさんでも「KB」を大きく取り扱っていただき、まさに大成功!で、スタッフ一同とも大満足!
しかし、、、
やっぱり、、、気になる、、、色々と(笑)。
まずは・・・
走者三塁での「エンドラン」。
これは高校野球では絶対にない戦法だが、軟式球界では当たり前の戦術。(良い悪いではなく戦術としてあるかどうか)
案の定、今大会でも叩いてゴロを打とうとした打球が内野の小フライに。
アウトになった打者には申し訳ないが、これは狙い通りで、「高校硬式バット」導入での功罪の「功」の部分かと。
もっといえば、走者三塁での「ゴロGO!」も、バットが重ければ、しっかりバットを振った結果として打球が詰まりゴロを打つ~ランナースタート、という普段テレビで見ているスリリングな「上の野球」に近付く。
今日はあと一つだけ。
「かけ足」
プレー中での「全力疾走」は誰でもする。
好きな野球。セーフになりたい!は、当たり前のこと。
しかし、攻守交替やグランド内での「かけ足」は誰もが出来ているか?
今大会では「NO!」今更、その必要性など述べませんが・・・
選手達は、みせかけのカバーリングや流行りの走塁なんかより、まずは「野球」をしている意味、意義を考えてもらいたいと思う。
それもこれも、北海道KBの大きな大きなテーマである、「高校野球への橋渡し」を実践するためであるが、一番に君達のためである。
「基本」を意識してはじめて「技術」に繋がるということを理解願いたい。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表