敗者にもこんな話があった・・・、
いやぁ今年は雨にたたられた、年だ・・・。
月曜日(祝日)の午後付近は場所によっては大雨・・・、だったのでは。
発行人がいた太陽球場では、
札幌市長杯・決勝戦7回表2点ビハインド星置スターズの攻撃・・・、
一死とってから急に大雨!
最後の守りにつく真栄ビクトリーナイン。雨の影響をモロ受ける豪腕成田投手は、たまらず二者続けて四球・・・、
一死1・2塁、さすがの状況の変化と降りしきる豪雨に、大会本部中断を余儀なくされた。
数十分が過ぎた頃、
球審から高らかに告げられた・・・「ゲームセット!」
星置ベンチとしては、無情にも7イニング完結・・・、といかず!ルール上 現状を飲み込むしかない。
このモヤモヤ感は、次週晴らしてくれ!
敗者にもこんな話があった・・・、
豪腕成田投手とは、対照的にコントロールと緩急で打者の打ち気をそらし凡打の山を築いた投手がいた。4人男兄弟の末っ子!星置スターズ#1「宝鏡海人」小6。上の兄2人が札幌市長杯の決勝戦の舞台を経験!平成9年は優勝!平成11年は準優勝!そして今年と!宝鏡家と札幌市長杯は、なんとも不思議な縁を感じる。
去る8月28日同じく太陽球場で行われた、札幌市のオールスター戦のことだ、手稲区初戦の相手厚別区戦。先発宝鏡君のピッチングを初めて見た。内・外の出し入れと厚別区の強打者相手に、強気に胸元へ投げ込むストレートと低めの抜群のコントロールは印象的だった。正にこれぞピッチング!打たせて捕るを実践。宝鏡投手の活躍もあり手稲区が優勝。(後にたきうちプレスでも紹介予定)
オールスター戦以来となるピッチングを、10月10日(月祝)太陽球場、札幌市長杯・決勝戦で見ることができた!相変わらずの抜群のコントロールは初めて見た試合とそう変わり映えしなかったが、しいて挙げるなら胸元のボールのキレが無かったように見えた・・・、それでも強打真栄打線に対し失点2には拍手を贈りたい。よくゲームを作った。
そんな宝鏡海人くんには3人の兄がいて、そのうち二人の兄は服部監督の教え子。
星置スターズ服部監督と、宝鏡家には
今回の札幌市長杯には切っても切れない縁が・・・。
平成9年、宝鏡 翼(次男)が本格派で左のエースとして、第3回札幌市長杯・決勝戦のマウンドにいた!そして頂点をとった。後に尚志学園へ進み高校野球を全うしたそうだ。
平成11年、宝鏡二千翔(にちか)(三男)は、主将で捕手として同じく第5回札幌市長杯・決勝戦のホームを守っていた!結果は準優勝。「決勝では自分のミスで敗れた・・・」と当時を振り返った。後に鵡川高校へ進み高校野球を全うしたそうだ。
そして12年の月日を過ぎ・・・、平成23年同じく太陽球場で決勝の場に宝鏡家の末っ子が元気にDNAを引き継ぎ、圧倒的な力を持つ王者真栄ビクトリーに立ち向かっていた・・・・。
10~20数チームでの区大会レベルでの話であれば、凄いね!で終わる話であるが・・・。170チーム前後に、兄弟3人が野球道へ進み・・・、で三度!同じ大会の決勝戦に姿を現すとは、もう運命と言う他ない!
服部流少年野球は子育て!
「勝ち負けは一番最後!少年野球は子育て」と言い切る。長いこと子育てしているとたまには良い事もある。「今の親もすてたもんじゃない!こんな私に理解して協力してくれる」と話す服部監督。「想いとか情熱だけでは無理!」こうした信頼関係があって星置スターズは成り立っているという。指導22年、今も変わらず、チームカラーはみんなで一生懸命戦う野球を目指す。
全国大会出場や全道大会も常連チームの星置スターズ。二年前全道少年軟式野球大会の優勝メンバーは、2~3人が中学硬式へ進んだ。残りは星置中の軟式野球へ進んでいた、そのメンバーが中心となって、今秋行われていた「札幌市中体連軟式野球新人戦」で見事優勝を飾っていた!「みんなが好きなことを一生懸命やってくれている」と満足気に話す服部氏。星置スターズ:監督服部範之(56歳)指導歴22年。
少年野球は子育て!は発行人も共鳴、共感。
話は変わるが、白老中のあの二人や三笠中のあのメンバーも軟式!軟式も熱いぞ!