高校最後の年にかける北海道栄高の細川君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、北海道栄高の細川翔太朗君(2年)を紹介する。
細川君は北海道から甲子園出場を目指して大阪から野球留学している期待の選手。
昨年8月ごろから利き腕の右肩に痛みが発症したがガマンをしてプレーしていたため悪化し、10月から「たきうち整形外科スポーツクリニック」で治療を受けることになった。
超音波治療やリハビリで今は順調に回復して軽いキャッチボールが出来るまでになった。
あとは、シーズン開幕に合わせて完全復活を目指し、高校生活最後の挑戦に胸を躍らせている。
▽細川 翔太朗(北海道栄高野球部、2年=173センチ、73キロ、二塁手)大阪・千里丘レッズ-北摂リトルシニア(中学)-北海道栄高
小学2年から野球を始めた細川君。野球強豪地区の大阪で小学6年時はキャプテンを務め、中学時代はリトルシニアで頑張ってきた。
外野、捕手、内野手と、おおよそのポジションを経験して「北海道から甲子園出場を果たす」と夢を持って北海道栄高(白老町)に入学した。
これまでけがもなく順調に来たが、昨年8月ごろから右肩に痛みが出るようになった。
「たいしたことはないだろう」とタカをくくっていたが、痛みが徐々に激しくなり他の病院に通うも良くならず、10月になって「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受けることになった。結果は右肩の関節損傷だった。
「けがをした最初はショックだったが、今は前向きに気持ちを切り替えてリハビリを頑張って早く野球ができる状態に戻そう」と考え、懸命にリハビリに取り組んでいる毎日だ。
今季最大の目標は、まずけがを治してチームのみんなと野球をしレギュラーの座を勝ち取ること。
そして最終目標の南北海道大会で優勝の二文字をつかむことだ。
「けがで4か月も野球をやっていないので、どうなるかわからないが高校最後の年なので全力でぶつかって行きたい」と覚悟を決めている。
けが回復の目途も立ち、笑顔が戻った細川君。
野球を始めた小学生時代から大切にしてきた「楽しく野球をやる」ことを胸に刻んで、寮に帰ってもストレッチは毎日欠かさず実行し”最後の年の夢”に向かって今モチベーションもグングン上がっている。
(記者の目・中山武雄)大阪から北海道に来て、寮生活を送りながら夢に向かって頑張ることは、相当の強い意思が必要だ。野球一直線ではなく、幅広いウイングで将来のことも考えている様子には感心した。けがで得た教訓を決して無駄にすることなく、逆に糧としてはばたいてほしい。
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属
▽問い合わせ▽
札幌市中央区南1条西6丁目11番地、北辰ビル2階(東急ハンズの向かいのビル)
問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆診療時間(受付)☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日を除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たけうち整形外科スポーツクリニック