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【中学クラブチーム訪問】日高ベースボールスクール編

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日高ベースボールスクール冬季練習の様子=H29年1月





1月29日、中学軟式及びKボールを使用するクラブチーム、日高ベースボールスクールを訪問した。

同スクールの役割は高校野球への橋渡しと明確だ。勝敗への執着よりも個々の能力向上に重点を置く。

磨き抜かれた卒業生は道内私立校へと進学していく。まさに日高管内の虎の穴と言える。

取材当日は流しのブルペンキャッチャーこと安倍昌彦氏が特別講師として野球教室も行われていた。

同スクールは小学6年生~中学3年生まで受け入れているが、底辺拡大を重要と考え小学5年以下については無料で受け入れている。

チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。

【動画】コチラ
【フォトグラフ】コチラ

◆選手構成
3年生:7人 2年生:5人 1年生6人 6年生4人 5年生1人

高校野球への橋渡し

日高、胆振管内はもとより十勝方面からも足しげく通う生徒もいる人気の日高ベースボールスクール。

小学生から中学3年生まで受け入れ、中学3年生は高校進学の3月まで受け入れている。

佐藤 大代表(45)は「この子らにとっては高校野球が本番。

目の前の試合があれば勝ちに行くが、中学での勝敗はどうってことはない」とあくまでも高校野球までの橋渡しを強調する。

同チームは夏の大会から高校生と同じ硬式バットを使用して大会に挑む。

冬季練習に入ると硬式球を使用した練習も取り入れ高校への準備と位置付ける。

また一方で軟式の良さも説く「まだ体ができていない選手は、軟式ボールを使用し身体に無理の無いフォームを習得すべき」と付け加える。

なるほど練習終盤に行われた投球練習には、投げる選手すべてがしなやかな鋭い腕の振りから繰り出すストレートは威力充分だった。

同チームは大会へ臨むときは実戦モードとなり「日高ベースボールクラブ」として看板を付け替える。

同チームは、5月に行われるびわ湖カップ北海道予選、B-1リーグ戦と静かに開幕を待つ。

4人の投手の特徴を佐藤代表に聞いた

◇小沼佑羽(中3・浦河野球少年団出身)
体格も申し分なく、右の本格派から繰り出すストレートは威力充分。マウンド度胸もよく打者に向かっていく姿勢も好感が持てる。高校進学は北海道栄高に決まり将来の大黒柱として大いに期待できる逸材!右投・右打。身長177㎝、体重71㎏。
□動画はコチラ

◇中鉢崚太(中2・音更緑陽台エンジェルス出身)
体格が大きいわりにフォームがきれいでピッチャーらしい。変化球も一通り投げられ本番に強いタイプ。右投・右打。身長172㎝、体重72㎏。
□動画はコチラ

◇若林駿人(中2・門別本町野球スポーツ少年団出身)
投手兼捕手さらに内外野手とどこでもこなすユーティリティープレイヤー。投手としては、まだまだだが、ストレートのボールのキレとスライダーの曲がりの遅さは非凡なものを感じる。右投・両打。身長168㎝、体重69㎏。
□動画はコチラ

◇九笹聖生(中2・門別本町野球スポーツ少年団出身)
フォームが綺麗でコントロールも良く。緩急の使い方も上手い。体幹強化でまだまだ伸び代が有り将来楽しみな選手。左投・左打。身長163cm、体重53㎏。

□動画はコチラ




写真左から小沼、中川、原田(日高ベースボールスクール)

★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。

「全力」小沼佑羽選手(3年・浦河野球少年団出身)
「まだまだ技術はありませんが、自分の持ち味である全力で投げる、全力で打つ、全力で走る。こうしたことを高校でもやっていきたい」と決意を新たにした。投手としては右の本格派としてスピードボールが持ち味。打撃では長打力が魅力。昨年は1番・投手兼内外野手として出場。右投・右打、身長177cm、体重71㎏。

Q)印象深い試合は
「びわ湖カップ北海道予選・決勝のJBC札幌戦。チームのエースとして向かえた決勝。しかし体調を崩し、期待を背負っていたが打ち込まれた」と悔しがった。

□動画はコチラ

全力:小沼佑羽(日高ベースボールスクール)

「粘り強く」原田 壮選手(3年・平取野球スポーツ少年団出身)
「まだまだ野球は下手くそです。高校に入って新しい環境の中、くじけず粘り強く頑張ります」と意気込んだ。角度のあるクロスファイヤーが持ち味。昨年は2番・投手兼外野手として出場。左投・左打、身長170cm、体重62㎏。兄・脩さん(現旭川大高)は、今春から大学野球の最高峰、東都大学リーグの國學院大へ進学が決まっている。兄弟そろって楽しみな逸材。

Q)印象深い試合は
「安倍昌彦杯・苫小牧市立光陽中学校戦。先発登板し、七回完封した。この試合をキッカケに先発で投げるようになり自信もついた」と手ごたえを掴んだ。

□動画はコチラ

粘り強く:原田壮(日高ベースボールスクール)

「フルスイング」中川佳祐選手(3年・振内野球スポーツ少年団出身)
「自分はバッターでいつでもホームランを打てるようフルスイングを心掛けている。高校でも一発打てるよう頑張ります」と意気込んだ。昨年は3番・捕手として出場。右投・右打、身長170cm、体重77㎏。

Q)印象深い試合は
「昨年9月に行われたKボールチャレンジマッチ・日高ラウンドの登別選抜戦。試合中盤0-0で向かえた打席で、ホームランを打てたこと」と笑顔。大会関係者によると左中間へ推定飛距離100m程だったと言う。飛ばないKボールでのこの飛距離は驚愕。

□動画はコチラ

フルスイング:中川圭祐(日高ベースボールスクール)

※中学クラブチーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。

 

協力:日高ベースボールスクール



ストライク発行人 大川

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土曜日・日曜日・祝日
9:00〜12:00

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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