西岡第一病院旗争奪・37チームで熱戦開幕
豊平区13チーム、清田区9チーム、南区15チームのロングラン決戦「第7回西岡第一病院旗争奪 豊平区・清田区・南区少年野球交流大会」が豊平区西岡中央公園で5月5日のこどもの日に開幕、37チーム・トーンメント方式で優勝を目指して秋まで熱い戦いが続く。昨年大会優勝の月寒スターズの連覇なるか、それを阻止しようと気合が入る他のチームとの戦いが見ものだ。この大会は7年前、道内で最も早くスポーツ障害治療(野球ひじ・野球肩など)に取り組んでいた西岡第一病院(豊平区西岡3の6)が後援、野球少年・少女たちのけが予防対策をサポートしている。
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開幕の5日は”真夏日”の絶好の野球日和に恵まれ、集まった37チームの選手たちの晴れやかな笑顔が勢ぞろいした。大会長の石田勝朗・豊平区少年軟式野球連盟会長から挨拶、井上篤志・西岡第一病院副院長から選手たちを励ます言葉がおくられたあと、木の花ブラックジャガーズ(豊平区)の角谷柊利主将が「選手一同は日ごろの練習成果を十分に発揮し、いつも支えてくれている監督・コーチ・両親らに感謝して正々堂々と戦います」と力強く選手宣誓して開幕した。初めて選手宣誓を体験した角谷選手は「いっぱい人がいたので緊張しました」と照れ笑いを浮かべていた。
開幕試合、南スーパースターズが競り勝つ
西岡北ビッグサン(豊平区) 10030=4
南スーパースターズ(南区) 2500X=7
(五回時間切れ)
西岡北ビッグサンが初回に先制して勢いをつけたが、その裏に南スーパースターズが2点を挙げて逆転。二回にも南の強打線が爆発して一気に5得点、本塁打、3塁打と長打も飛び出し積極的な攻めで7-1と引き離して試合をほぼ決めたかに見えた。
ところがどっこい、西岡北はあきらめなかった。小粒チームだが根性があった。「このままでは終わらない」とチームが結束して四回に3得点をもぎ取り、最終五回の逆転を狙ったが無得点に終わり、願いはかなわなかった。パワー打線の南スーパースターズに軍配が上がったが、両チームの気合は開幕戦にふさわしい戦いぶりだった。
♦勝利した南ス^パースターズの盛寛汰主将(投手、内野手) エース(佐藤幸太選手)がけがで欠場しているので、その分みんなで頑張ろうと誓いあった。太陽旗準優勝(南区予選)で札幌大会出場を決めて、佐藤君にまずその約束を果たした。この勝利もチームワークの成果です。
♦惜しくも敗れた西岡北ビッグサンの阿蘇勇太主将(投手、内野手) 6年生が4人しかいないけど、僕たちがチームを引っ張らないと勝てない-と思い声をかけたりしてチームを盛り上げています。今季の目標は札幌選手権の出場です。
協力:豊平区少年軟式野球連盟、清田区少年軟式野球連盟、南区少年軟式野球連盟
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