【動画付】東16丁目、2-0で春の覇者・石山アトムズ下す!

2回戦に勝利した東16丁目ナイン
第37回全日本学童札幌支部大会(北海道新聞社・札幌軟式野球連盟/主催)が6日、東区の美香保公園B球場で2回戦4試合が行われた。
第4試合で昨年全国4強入りを果たした東16丁目フリッパーズと5日に札幌選抜大会で見事2年連続優勝を果たした石山アトムズ少年団との戦いがあり投手戦の末、東16丁目が石山を2-0の完封で下し、14日に行われる3回戦・ポルテ札幌東と対戦する。
笹谷武志監督は「苦しい試合、鳴海君は良いピッチャーでした」とホット胸をなで下した。
第4ブロック決勝は20日美香保C球場を予定。
◆2回戦(6日・美香保B球場)
石山アトムズ少年団
0000000=0
010001×=2
東16丁目フリッパーズ
(石)鳴海-島津
(東)長内-佐々木涼
▽二塁打:鳴海(石)
エース長内が要所抑え完封
今大会注目の左腕ピッチャーで東16丁目のエース・長内陽大投手(6年)が、強力・石山打線を被安打7で無得点。
バックにも助けられ要所を抑え見事完封!
石山打線を相手に初回から低めにボールを集め、伸びのあるストレートとチェンジアップを武器に打たせて取るピッチング。
終わってみれば9個の内野ゴロでホームを踏ませぬ粘投だった。
2回戦に勝利した東16丁目ナイン

長内投手(東16丁目)
レオン決勝打
試合が動いたのは二回、4番・佐々木涼斗(6年)の中前打を切り口に二盗と犠打で一死三塁の場面。
6番・佐藤レオン(6年)が、カウント1-1からの3球目を前進守備の遊撃手・上林颯良(6年)を強襲する内野安打で三走・佐々木が生還し1点先制。
六回にも2番・福岡正親(6年)の左前を足がかりに二盗と犠打で一死三塁とし、4番・佐々木涼の内ゴロの間2点目を奪い三回戦へコマを進めた。
笹谷監督は「ワンチャンスの場面、一振りで決めてくれた」と佐藤と佐々木を称えた。
同チームは昨年、全国・準決勝で優勝した長曾根ストロングス(大阪府)と互角の戦いを見せ惜しくも0-1で涙をのむなど実力は全国トップレベル。
今年こそ全国の頂点掴んでみせる。
好機作るもあと一本出ず、石山アトムズ涙
二回に1点を先制された石山は、中盤まで二、四、六、七回と得点圏まで走者を進めたが、あと1本が出なかった。
六回無死一、三塁の場面、成田耕一監督は「スクイズが決まっていれば」と悔しがった。
その後、強攻策に出たがホームが遠く涙した。
試合終了後、前日までの三日間、札幌選抜大会で5試合を戦い抜いた選手たちは疲労感はあったはずだが、選手も指導者からも一言の言い訳も無かった。
成田監督は「フリッパーズは、守備が堅い。全国は逃したが、今度は全道大会を目指します」と前を向いた。
全国は掴めなかったが、全道大会で躍動する選手たちの有志をまた見たい!
次こそは咲かせてください勝利の華を!
※①~④までの動画はありますが試合のすべてを収録したものではありません。
協力:札幌軟式野球連盟