【フォト付】札幌新琴似、余市が準決勝へ=札幌大谷と空知滝川も4強
第25回春季全道大会・決勝トーナメント(日本リトルシニア中学硬式野球協会/主催)は21日、札幌スタジアムなど4会場で1回戦、準々決勝が行われ、札幌新琴似シニア、余市シニア、札幌大谷シニア、空知滝川シニアの4強が出揃い、27日決勝を懸け準決勝を札幌麻生球場で戦う。優勝チームは、林和男杯とFBC・U-15の出場権が与えられる。
札幌新琴似が大量得点で4強入り 札幌北に8‐2
札幌新琴似は2‐2と同点で迎えた四回、敵失と四球に乗じて一死満塁から3番・金丸斗南(3年・札苗スターズ出身)の左前2点適時打で勝ち越した。続く五回にも8番・布施友梧(3年・中の島ファイターズ出身)、2番・山口 凛(3年・白石リトル硬式出身)らの適時打などで一挙3点と突き放した。さらに六回に加点し試合を決めた。投げては山田翔太(3年・中の島ファイターズ出身)、金野颯汰(3年・木の花ブラックジャガーズ出身)らの継投。最後の打者を捕ゴロに切って取り、8‐2で退けベスト4入りを果たした。大本命「札幌新琴似」が、2年ぶり頂点をいよいよ射程圏。
札幌北、初回先制するも涙
札幌北、初回に2点先制し、リズム作るも地力に勝る札幌新琴似の前に失策を絡め失点を許し突き放された。しかし終盤の得点圏に走者を進めるなど意地を見せるも後続が断たれ涙した。6月4日から始まる日本選手権・北海道予選へ向けた3年生の最後の頑張りに期待したい。
◆準々決勝(21日・札幌スタジアム)
札幌北シニア
2000000=2
110231×=8
札幌新琴似シニア
(北)細部、門田、山口-佐野
(新)山田、金野-布施
▽三塁打:布施、岡部(新)
▽二塁打:髙木、杉林(北)、山口、五十嵐(新)
◆フォトグラフはコチラ
▽準決勝(27日・札幌麻生球場)
札幌新琴似×余市
札幌大谷×空知滝川
※決勝、3位決定戦は28日・札幌麻生球場で行う。
協力:一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟