旭川大雪、シニア前年覇者小樽を5-3下す
第1回全日本中学野球選手権北海道地区大会(NPO法人北海道野球協議会/主催)の準決勝2試合と決勝が10日、札幌市円山球場で行われた。準決勝第二試合は旭川大雪ボーイズと小樽シニアの対戦となり、旭川大雪は能登嵩都(3年・神居野球少年団出身)、杉山大晟(3年・永山中央野球少年団出身)らの継投で粘る小樽を5-3と振り切り旭川大雪が、決勝進出を決めた。優勝チームは、全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップに出場する。
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◆準決勝(10日・札幌円山球場)
小樽シニア
0021000=3
103100×=5
旭川大雪ボーイズ
(小)西澤‐萩田
(旭)能登、杉山‐吉原
▽本塁打:佐々木(小)
▽三塁打:吉原(旭)
▽二塁打:萩田、佐々木(小)、脇田、木田(旭)
旭川大雪は1-2と1点を追う三回裏、3番・安孫子楓汰(3年・名寄ピヤシリ西クラブ出身)のスクイズなどで2点奪うとさらに好機を広げ一死一、二塁とし6番・畠山和明(3年・永山南クラブ出身)のゲッツー(ダブルプレー)崩れの間、二走・吉原大稀(3年・新富野球少年団出身)が、生還しこの回一挙3点を奪った。結果これが決勝点となった。さらに四回、二死から1番・佐々木崇の内安を足がかりにバッテリーミスに乗じて佐々木は三塁へ。続く2番・木田が左中間適時二塁打で加点し、突き放した。投げては先発・能登、杉山らが要所を抑えて強打小樽打線を3点に抑え勝利し、決勝進出を決めた。
小樽は三回、0-1の劣勢から3番・佐々木 駿(3年・余市強い子野球少年団出身)の左越本塁打で同点とし、尚も二死、二塁から6番・岡部勇輝(3年・稲穂スラッガーズ出身)の左前適時打で逆転と強打を見せる。また2点を追う七回、一死から3番・佐々木が左中間を破る二塁打で意地を見せるも後続が倒れ涙した。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道野球協議会