2017!春の全道!開幕ウォッチ!
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昨夏の北海高校の快進撃が、遠い過去の話しのような気がするほど時が経つのは早い。
その北海高校が出場できないほどの熾烈な予選を勝ち抜き、また夏の予選を見据えての戦いが、29日の開幕戦、鵡川vs札幌日大で幕を開ける。
昨秋、北海道栄と駒大苫小牧を撃破し、全道大会へと駒を進めた鵡川の実力は、いうまでもなく本物だった。絶対的エース半田投手が、昨夏・秋と連続準優勝の札幌日大打線と、どう対峙するのか?開幕から激戦が必至だ。
初日の二試合目は、稚内大谷と旭川実業。三試合目は札幌南と前部長の上林氏が監督になり初采配となる北照と対戦。
二日目の第一試合は、遠軽と函大有斗。二試合目は、甲子園帰りで、今大会と夏の南北海道の優勝に一番近いといわれる札幌第一が登場。一方、二年生エースを中心に若い学年の選手がレギュラーを務め、今秋の北海道大会において優勝候補と囁かれている旭川大が対戦する。南北の強豪同士が、力試しの意味合いも持ったこの試合は、一回戦での最注目カードといえるだろう。続く三試合目は、円山ではお馴染みの人気チーム同士の対戦となる東海大札幌vs駒大苫小牧。
三日目の第一試合は、武修館と北広島が対戦。二試合目は、今夏の北北海道の優勝候補筆頭である白樺学園を破り初出場を決めた帯広大谷が、クラークを破り16年振りの出場となった滝川西と対戦。夏の北北海道大会での対戦も考えられるこのカード、采配も含めじっくりと観戦したい。続く三試合目は、初日の鵡川vs札幌日大、稚内大谷vs旭川実業の勝者同士のカードとなる。
優勝候補では、札幌日大、札幌第一、東海大札幌の札幌勢。これに続くのは、鵡川、北照、旭川大、駒大苫小牧、帯広大谷、滝川西あたりの予想が無難なところだが、どちらにしても一回戦の結果で、大会の空気が一変することもあるだろう。もちろん、夏が本番とはいえ、選手達にとっては春でも夏でも勲章は一生もん。高校卒業後の進路にも影響を与える全道大会にするべく、勝負どころでは本気モードが必ず炸裂する。
天候にも恵まれそうな予報となっている今大会も、一生懸命なプレーと爽やかな高校野球が健在であることを願いつつ、春季全道大会に出場する全ての選手にエールを送りたい。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表
日高ベースボールクラブ・スクール https://www.facebook.com/hidaka.bbc.bbs/
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