札幌北、5年ぶり日本選手権出場!
◆第45回 日本選手権北海道大会 兼
第28回道新スポーツ杯夏季全道大会
▽3位決定戦 札幌北シニア1‐0岩見沢シニア=(24日・札幌麻生球場)
札幌新琴似、余市に続き札幌北シニアが、日本選手権大会出場権を獲得した!
24日、札幌麻生球場で3位決定戦と決勝が行われ、3位決定戦で札幌北と岩見沢が対戦。
札幌北が1‐0で岩見沢を下し勝利した。決勝は札幌新琴似が16‐1で余市を下し、7年ぶり12度目の優勝を飾った。
3チームはリトルシニアの夏の甲子園(日本選手権大会)に向けて北海道代表として8月3日から東京都で日本中のライバルチームと戦う。
尚、4位・岩見沢、5位・小樽、6位・函館港西は7月25日から名古屋で行われる全国大会・林和男杯へ北海道代表として出場する。
◆3位決定戦
札幌北
0001000=1
0000000=0
岩見沢
(北)水上、門田-佐野
(岩)三澤、福田-大沼
▽三塁打:髙木(北)
▽二塁打:西村(岩)
名門・札幌北、5年ぶり日本選手権大会出場
3位決定戦の札幌北と岩見沢の一戦は、お互いホームが遠い接戦となった。
四回、先頭の4番・髙木和真(3年・新琴似スラッガーズ出身)が、右中間を深々と破る三塁打で好機を作ると続く5番・細部智也(3年・稲穂タイフーン出身)が、右前適時打で札幌北がようやく1点を取りそのまま守り切り1‐0で札幌北が勝利した。
投げては先発・水上裕介(3年・東札幌ジャイアンツ出身)、六回から門田浩輝(2年・東16丁目フリッパーズ出身)らの継投で再三、得点圏に走者を置くも要所を抑え完封リレーで勝利に導いた。
田中則行監督(51)は「細部が良く打ってくれた。冬場一番頑張った選手。投手陣も粘り強く投げてくれた。全国でも互いにミスをかばい合い頑張りたい」と喜びを噛みしめ次なる目標に意気込んだ。
岩見沢、好機であと一本に涙
好機であと一本に涙した。谷口正行監督(48)は「攻撃面で終盤焦ってしまった。
結果は悔しいですが、選手は悔いなくバットを振ってくれました。
全国ではこのチームで1つでも多く勝ち上がりたい」と選手の北海道予選を労いつつも新たな目標を見据えていた。
協力:一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟